特許
J-GLOBAL ID:201803011172562890

スポット溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 林 一好 ,  北村 明弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-237964
公開番号(公開出願番号):特開2018-094557
出願日: 2016年12月07日
公開日(公表日): 2018年06月21日
要約:
【課題】絶縁性の高い有機皮膜を表面に有する亜鉛系めっき鋼板においてスポット溶接を可能とするため、適切な溶接条件を備えるスポット溶接方法を提供する。【解決手段】表面に有機皮膜を有する亜鉛系めっき鋼板10を含む複数枚の鋼板を溶接するスポット溶接方法であって、亜鉛系めっき鋼板10に接触する電極が先端直径DのCF型電極(20A)の場合はp=F/πDで定義され、電極がR型電極(20B)の場合はp=F/(2π(2Rh-h2)1/2)で定義される線荷重pの値が400N/mm以上となる条件で溶接する。 ここで、R:R型電極の場合の球面の曲率半径(mm)、h:R型電極場合の等価先端直径Dを求めるための定数、F:電極の加圧力(N)【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数枚の鋼板を重ね合わせてスポット溶接するスポット溶接方法であって、 前記複数枚の鋼板のうち少なくとも1枚の鋼板は、片面又は両面に0.1μm以上3μm以下の厚みの有機皮膜を有する亜鉛系めっき鋼板であり、 前記亜鉛系めっき鋼板に接触する電極の形状は、先端に円状の平坦部を備えるフラット形状、又は、先端が球面で構成されるラジアス形状であり、 前記電極の形状が前記フラット形状の場合は下記(1)式で、前記ラジアス形状の場合は下記(1) ́式で算出される前記電極の先端周長で、前記電極の加圧力を除した下記(2)式で定義される前記電極の先端における線荷重の値が400N/mm以上となる条件で溶接するスポット溶接方法。 L=πD ・・・・・(1) L=2π(2Rh-h2)1/2 ・・・・・(1) ́ p=F/L ・・・・・(2) ここで、L:電極の先端周長(mm)、D:電極の先端がフラット形状の場合の円状の平坦部の直径(mm)、R:電極の先端がラジアス形状の場合の球面の曲率半径(mm)、h:電極の先端がラジアス形状の場合の電極の先端における等価先端直径を求めるための定数(母材強度、めっき付着量に応じて0.05mm〜0.2mm)、p:線荷重(N/mm)、F:電極の加圧力(N)
IPC (3件):
B23K 11/16 ,  B23K 11/30 ,  B23K 11/11
FI (4件):
B23K11/16 101 ,  B23K11/30 ,  B23K11/16 320 ,  B23K11/11 540
Fターム (1件):
4E065EA00

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