特許
J-GLOBAL ID:201803011330277553

熱画像診断装置および熱画像診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 崔 海龍 ,  河合 貴之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-018514
公開番号(公開出願番号):特開2018-087823
出願日: 2018年02月05日
公開日(公表日): 2018年06月07日
要約:
【課題】参照画像を、被写体熱画像を撮影する際の視覚参照とし、設置される分析領域および分析モードに基づいて被写体熱画像を分析し、所定の診断規則に従って分析結果を診断して診断結果を取得する熱画像診断装置および熱画像診断方法を提供する。【解決手段】熱画像診断装置は、赤外線熱画像に被写体形態特徴を表す参照画像を重畳させて表示し、当該参照画像を被写体熱画像撮影時の視覚参照として、対応する分析領域を配置し、所定の診断モードに従って被写体熱画像を診断することにより診断結果を取得する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
取得部と、被写体情報選択部と、表示制御部と、熱画像分析部と、診断部と、を含む熱画像診断装置であって、 前記取得部は、熱画像データを取得し、 前記被写体情報選択部は、記憶媒体に記憶されている被写体情報に基づいて現場における被写体に対する使用者の認知に対応する被写体情報を選択し、 前記記憶媒体には、少なくとも一つの被写体情報、被写体情報に関連付ける参照画像の構成データおよび分析領域の構成データ、並びに分析領域の構成データに関連付ける分析モード、分析モードに関連付ける診断規則が予め記憶され、前記参照画像の構成データと前記分析領域の構成データとは所定の位置関係を有し、 前記参照画像は、前記被写体情報選択部により選択される被写体情報に関連付ける参照画像の構成データに基づいて取得され、 前記分析領域は、前記被写体情報選択部により選択される被写体情報に関連付ける分析領域の構成データに基づいて設置され、前記分析領域は赤外線熱画像における分析すべき特定部位に対応しており、 前記分析モードは、分析領域に関連付ける分析モードを取得することにより設置され、前記分析モードは、分析領域により決定される熱画像データに基づいて、所定の分析を行うことにより取得される分析結果において用いられる分析演算規則を表し、 前記被写体情報は被写体の身分を表す情報であって、被写体の類型、名称、番号、場所のうちの一つまたは複数の組合せを含み、 前記表示制御部は、前記被写体情報選択部により選択される被写体情報に関連付ける参照画像の構成データに基づいて取得される被写体形態特徴を表す参照画像を、前記分析領域を主対象として前記分析領域の赤外線熱画像における位置パラメータを設置した場合の前記参照画像の構成データと前記分析領域の構成データとの所定の位置関係に基づいて、取得される熱画像データにより生成される赤外線熱画像と共同表示するように制御し、 前記熱画像分析部は、前記主対象とした分析領域に基づいて、所定の分析モードに従って、取得部により取得される熱画像データを分析し、 前記診断部は、前記熱画像分析部により分析して取得した分析結果に基づいて、所定の診断規則に従って診断し、前記診断規則は、前記分析モードに関連付ける複数の診断規則から切換えて配置することにより選択される一つの診断規則に従って設置される診断規則であり、前記表示制御部は診断結果を表示するように制御し、 熱画像撮影機能を有するポータブルの熱画像診断装置。
IPC (1件):
G01N 25/72
FI (1件):
G01N25/72 K
Fターム (10件):
2G040AA05 ,  2G040AB08 ,  2G040BA02 ,  2G040BA25 ,  2G040CA01 ,  2G040DA06 ,  2G040DA15 ,  2G040HA02 ,  2G040HA08 ,  2G040HA14
引用特許:
審査官引用 (2件)

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