特許
J-GLOBAL ID:201803011331934205

密閉高圧力型水車タービン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 古田 剛啓 ,  田村 善光
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-155738
特許番号:特許第6273409号
出願日: 2016年08月08日
要約:
【課題】 水の流れを利用した発電効率に優れる水車タービンを提供する。 【解決手段】 少なくとも略右半部に円弧状の外周壁11と一対の側壁を有する外殻体10と、外殻体10の略前半部に設けた回転軸21を中心にして回転する円形状で、外殻体10の略右半部において、外殻体10の外周壁11に近接することによって、外殻体10との間で略密閉状の水溜室22を形成し、その下方に、同じく密閉状の水受け室23を連続して複数形成し、発電機に接続された回転体20と、回転体20の上端部の略直上に略密閉状態で設けられ、水溜室22よりも上位に配置されて水溜室22に水を供給する注水筒30と、注水筒30よりも上位に配置されて注水筒30に密閉状態で連通し、注水筒30に水を供給する送水パイプ40と、送水パイプ40の上流側に設けられ、送水パイプ40に水を供給する取水タンク50とで構成する。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 水の流れを利用した密閉高圧力型の水車タービンであって、水平回転軸(21)に軸支した回転体(20)の上から下への回転面を「正面側」と決めると共に、下から上への回転面を「背面側」と決め、 少なくとも略前半部に円弧状の外周壁(11)と左右の側壁(12a,12b)を有する外殻体(10)と、 前記外殻体のやや前半部寄りに設けた左右方向の水平回転軸(21)を中心にして回転する円形状で,前記外殻体の略前半部において,前記外殻体の外周壁に近接することによって,該外殻体との間で略密閉状の水溜室(22)を形成すると共に,その下方に,同じく略密閉状の水受け室(23)を連続して複数形成し,発電機(90)に接続された回転体(20)と、 側壁(12a,12b)の内面の後部,上部,前部に亘って固着した摺動用硬質樹脂製案内ガイド(16a,16b)の案内溝(17a,17b)に回転体(20)の左右のサイド板(26a,26b)の外周近くに外横向きに形成された左右のタービンリング(28a,28b)と、 回転体の上端部の略直上に密閉状態で設けられ,前記水溜室よりも上位に配置されて該水溜室に水を供給する筒状の注水筒(30)と、 前記注水筒よりも上位に配置されて該注水筒に密閉状態で連通し,該注水筒に水を供給する筒状の送水パイプ(40)とを備え、 左右の案内ガイド(16a,16b)の上部は注水筒(30)から水受け室(23)に向かって幅狭となる傾斜面(29a,29b)を形成したことを特徴とする密閉高圧力型水車タービン。
IPC (3件):
F03B 11/00 ( 200 6.01) ,  F03B 1/00 ( 200 6.01) ,  F03B 7/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
F03B 11/00 B ,  F03B 1/00 Z ,  F03B 7/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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