特許
J-GLOBAL ID:201803011570710963
標的核酸の高感度検出方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-176037
公開番号(公開出願番号):特開2018-038341
出願日: 2016年09月09日
公開日(公表日): 2018年03月15日
要約:
【課題】 非標的核酸に対して微量な、かつ断片化した標的核酸の高感度検出方法を提供すること。【解決手段】 ヒトK-ras遺伝子のコドン12の変異の存在を検出する方法、当該方法のためのフォワードプライマー、リバースプライマー、抑制オリゴヌクレオチド、耐熱性DNAポリメラーゼ、およびミスマッチエンドヌクレアーゼ活性を有するポリペプチド、を含む組成物およびキット。該組成物およびキットは、さらにプローブ、耐熱性DNAポリメラーゼ及びミスマッチエンドヌクレアーゼ活性を有するポリペプチドを含むことができる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ヒトK-ras遺伝子のコドン12の変異の存在を検出する方法であって、
(1)下記a)〜d)を含有する反応液を調製する工程;
a)被験試料、
b)配列番号8で示される、ヒトK-ras遺伝子のエキソン2を含む領域の塩基配列の50位から290位の範囲で、それぞれ重複することなく設計されたフォワードプライマー、リバースプライマー及び抑制オリゴヌクレオチド、
c)耐熱性DNAポリメラーゼ、及び
d)ミスマッチエンドヌクレアーゼ活性を有するポリペプチド;
(2)反応液を温度サイクル反応に供する工程、及び
(3)反応後の反応液についてヒトK-ras遺伝子の配列の一部を有する増幅DNA断片を検出する工程、を包含し、
ここで、前記抑制オリゴヌクレオチドは、野生型ヒトK-ras遺伝子のコドン12に対応する塩基配列を含む領域とハイブリダイズさせた際にミスマッチエンドヌクレアーゼ活性を有するポリペプチドで切断されるミスマッチを生じ、かつコドン12に対応する塩基配列に変異が生じた前記領域とハイブリダイズさせた際に前記非標的核酸とハイブリダイズさせた際には前記ポリペプチドで切断されるミスマッチを生じないオリゴヌクレオチドであることを特徴とする、方法。
IPC (4件):
C12N 15/09
, C12Q 1/68
, C12Q 1/44
, C12Q 1/48
FI (4件):
C12N15/00 A
, C12Q1/68 A
, C12Q1/44
, C12Q1/48 Z
Fターム (15件):
4B063QA01
, 4B063QA12
, 4B063QA19
, 4B063QQ03
, 4B063QQ08
, 4B063QQ42
, 4B063QR07
, 4B063QR14
, 4B063QR32
, 4B063QR56
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QS36
, 4B063QX02
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