特許
J-GLOBAL ID:201803011625396163
車両走行制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
高橋 英樹
, 高田 守
, 大西 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-204456
公開番号(公開出願番号):特開2018-065431
出願日: 2016年10月18日
公開日(公表日): 2018年04月26日
要約:
【課題】路面状況を考慮して車両旋回時の荷重配分を制御すること。【解決手段】路面状況検出手段は、車両の周囲の路面状況を検出する。判定手段は、車両の旋回時、車両のタイヤの横摩擦係数のモデルに基づいて、外輪の横摩擦係数であるμoutと内輪の横摩擦係数であるμinの大小関係を判定する。当該モデルにおいて、横摩擦係数は、荷重と路面状況に依存するように表される。荷重配分調整手段は、μoutがμinより小さい場合は外輪側の荷重がより小さくなるように荷重配分を調整し、また、μoutがμinより大きい場合は外輪側の荷重がより大きくなるように荷重配分を調整する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
車両に搭載される車両走行制御装置であって、
前記車両の周囲の路面状況を検出する路面状況検出手段と、
前記車両の旋回時、前記車両のタイヤの横摩擦係数のモデルに基づいて、外輪の前記横摩擦係数であるμoutと内輪の前記横摩擦係数であるμinの大小関係を判定する判定手段と、
前記μoutが前記μinより小さい場合は前記外輪側の荷重がより小さくなるように荷重配分を調整し、また、前記μoutが前記μinより大きい場合は前記外輪側の荷重がより大きくなるように荷重配分を調整する荷重配分調整手段と
を備え、
旋回時の前記タイヤの接地面は、粘着域とすべり域を含み、
前記粘着域の横摩擦係数は、荷重に依存する第1横摩擦係数であり、
前記すべり域の横摩擦係数は、荷重に依存する第2横摩擦係数であり、
前記第1横摩擦係数の前記タイヤの前記横摩擦係数への寄与度は、第1寄与度であり、
前記第2横摩擦係数の前記タイヤの前記横摩擦係数への寄与度は、第2寄与度であり、
前記第1寄与度と前記第2寄与度は、前記路面状況に依存して変動し、
前記横摩擦係数の前記モデルは、前記第1横摩擦係数、前記第2横摩擦係数、前記第1寄与度、及び前記第2寄与度をパラメータとして含んでおり、
前記判定手段は、前記路面状況と前記第1寄与度と前記第2寄与度との関係を示すマップを保持しており、前記マップ、前記路面状況、前記外輪の荷重、前記内輪の荷重、及び前記モデルを用いて、前記μout及び前記μinを算出する
車両走行制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
3D301AA04
, 3D301AA16
, 3D301AA41
, 3D301AA45
, 3D301AB02
, 3D301EA40
, 3D301EA83
, 3D301EB01
, 3D301EB19
, 3D301EC05
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