特許
J-GLOBAL ID:201803011889910094
造血細胞分化を誘導するための方法および組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人谷川国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-521543
公開番号(公開出願番号):特表2018-533363
出願日: 2016年07月26日
公開日(公表日): 2018年11月15日
要約:
本発明は、万能性細胞を造血細胞に分化させる培養プラットフォーム、細胞培地、および方法を提供する。本発明はさらに、EB形成無しで、無フィーダー単層培養を可能にする本明細書に記載の培養プラットフォームおよび方法を用いて作製される、万能性幹細胞由来造血細胞を提供する。特に、本発明の万能性幹細胞由来造血細胞としては、iHSC、運命確定造血内皮細胞、造血性多能性前駆細胞、T細胞前駆細胞、NK細胞前駆細胞、T細胞、NK細胞、NKT細胞およびB細胞が挙げられ、これらに限定はされない。【選択図】なし
請求項(抜粋):
増強された治療特性を有する造血系細胞を作製する方法であって、
a)1または複数の遺伝的インプリントを含む誘導万能性幹細胞(iPSC)を得ること;
b)iPSCを造血系細胞に分化誘導すること、
を含み、前記分化誘導は、
(i)iPSCを、BMP経路活性化剤および所望によりbFGFを含む組成物と接触させることにより、中胚葉細胞を得ること;並びに
(ii)前記中胚葉細胞を、BMP経路活性化剤、bFGF、およびWNT経路活性化剤を含む組成物と接触させることで、造血系細胞を与えることが可能な、運命確定造血内皮(HE)分化能を有する中胚葉細胞を得ること、
を含み;
中胚葉細胞および運命確定HE分化能を有する中胚葉細胞が段階(i)および(ii)において胚様体形成段階無しで得られ;
前記造血系細胞は運命確定造血内皮細胞、造血幹細胞・前駆細胞(HSC)、造血性多能性前駆細胞(MPP)、プレT細胞前駆細胞、プレNK細胞前駆細胞、T細胞前駆細胞、NK細胞前駆細胞、T細胞、NK細胞、NKT細胞、またはB細胞を含み;且つ、
前記造血系細胞は前記iPSCに含まれていた前記遺伝的インプリントを保持する、
方法。
IPC (14件):
C12N 5/10
, C12N 15/90
, C07K 14/47
, C12N 5/078
, C07K 16/28
, A61P 39/06
, A61P 35/00
, A61P 7/00
, A61P 31/18
, A61P 31/12
, A61P 31/22
, A61K 35/545
, A61P 35/02
, G01N 33/53
FI (15件):
C12N5/10
, C12N15/90
, C07K14/47
, C12N5/0783
, C12N5/0786
, C07K16/28
, A61P39/06
, A61P35/00
, A61P7/00
, A61P31/18
, A61P31/12
, A61P31/22
, A61K35/545
, A61P35/02
, G01N33/53 Y
Fターム (31件):
4B065AA93X
, 4B065AA93Y
, 4B065AB01
, 4B065BA02
, 4B065BA30
, 4B065BB04
, 4B065BB19
, 4B065BD14
, 4B065CA44
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087BB65
, 4C087MA55
, 4C087MA66
, 4C087NA14
, 4C087ZA51
, 4C087ZB08
, 4C087ZB26
, 4C087ZB27
, 4C087ZB33
, 4C087ZC55
, 4H045AA10
, 4H045AA11
, 4H045AA30
, 4H045CA40
, 4H045DA50
, 4H045DA75
, 4H045DA76
, 4H045EA50
, 4H045EA60
, 4H045FA74
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
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Regeneration of human tumor antigen-specific T cells from iPSCs derived from Mature CD8+ T Cells
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Regeneration of human tumor antigen-specific T cells from iPSCs derived from Mature CD8+ T Cells
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Regeneration of human tumor antigen-specific T cells from iPSCs derived from Mature CD8+ T Cells
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