特許
J-GLOBAL ID:201803011927662156

鋼管用ねじ継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): アセンド特許業務法人
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016000963
公開番号(公開出願番号):WO2017-145192
出願日: 2016年02月23日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
ねじ継手はピン(10)とボックス(20)とから構成される。ピン(10)は、ピン(10)の先端から管本体に向けて順に、第1雄ねじ部(11)、第1シール面(12)、ショルダー面(13)、第2シール面(14)、及び第2雄ねじ部(15)を備える。ボックス(20)は、第1雌ねじ部(21)、第1シール面(22)、ショルダー面(23)、第2シール面(24)、及び第2雌ねじ部(25)を備える。第1シール面(12、22)の境界(P1)からショルダー面(13、23)の位置(P3)までの距離(L1)、及び第2シール面(14、24)の境界(P2)から位置(P3)までの距離(L2)が、それぞれ15mm以上であり、距離(L1)と距離(L2)の合計距離(L)が50mm以上である。これにより、ねじ継手は優れた密封性能を発揮できる。
請求項(抜粋):
管状のピンと、管状のボックスとから構成され、前記ピンが前記ボックスにねじ込まれて前記ピンと前記ボックスが締結される鋼管用ねじ継手であって、 前記ボックスの外径が前記ピンの管本体の外径の110%未満であり、 前記ピンは、前記ピンの先端から管本体に向けて順に、ダブテイル形状のテーパねじの第1雄ねじ部、第1シール面、ショルダー面、第2シール面、及びダブテイル形状のテーパねじの第2雄ねじ部を備え、 前記第1シール面は、第1テーパ面と前記第1テーパ面の両端の第1湾曲面とを有し、 前記第2シール面は、第2テーパ面と前記第2テーパ面の両端の第2湾曲面とを有し、 前記第1テーパ面と前記ピンの先端側の前記第1湾曲面との境界から前記ショルダー面までの管軸方向の距離L1が15mm以上であり、 前記第2テーパ面と前記ピンの管本体側の前記第2湾曲面との境界から前記ショルダー面までの管軸方向の距離L2が15mm以上であり、 前記距離L1と前記距離L2の合計距離Lが50mm以上であり、 前記ボックスは、前記ボックスの管本体から先端に向けて順に、ダブテイル形状のテーパねじの第1雌ねじ部、第1シール面、ショルダー面、第2シール面、及びダブテイル形状のテーパねじの第2雌ねじ部を備え、 締結状態において、 前記ショルダー面同士が接触し、前記第1シール面同士が接触し、前記第2シール面同士が接触し、 前記第1雄ねじ部及び前記第1雌ねじ部の挿入フランク面同士の間に隙間が形成されるとともに、前記第1雄ねじ部のねじ谷底面と前記第1雌ねじ部のねじ山頂面との間、又は前記第1雄ねじ部のねじ山頂面と前記第1雌ねじ部のねじ谷底面との間に隙間が形成され、 前記第2雄ねじ部及び前記第2雌ねじ部の挿入フランク面同士の間に隙間が形成されるとともに、前記第2雄ねじ部のねじ谷底面と前記第2雌ねじ部のねじ山頂面との間、又は前記第2雄ねじ部のねじ山頂面と前記第2雌ねじ部のねじ谷底面との間に隙間が形成される、鋼管用ねじ継手。
IPC (3件):
F16L 15/04 ,  F16L 15/06 ,  F16L 15/00
FI (3件):
F16L15/04 A ,  F16L15/06 ,  F16L15/00
Fターム (4件):
3H013GA01 ,  3H013GA03 ,  3H013JA03 ,  3H013JA04

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