特許
J-GLOBAL ID:201803012047128637
電動機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
特許業務法人プロスペック特許事務所
, 石原 秀樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-228827
公開番号(公開出願番号):特開2018-085880
出願日: 2016年11月25日
公開日(公表日): 2018年05月31日
要約:
【課題】 コイル巻線を冷却するためオイルをコイル巻線に散布する冷却部を備える電動機が知られている。しかし、冷却部に最も近い巻線にはオイルが付着する一方、その他の巻線にはオイルが付着しないので、コイル巻線を均等に冷却することができない虞がある。【解決手段】 コイル巻線の一部を所定量ずつずらしながら配置し且つ所定角度だけ折り曲げ、更に、オイルを回転軸の径方向外側へコイル巻線に向けて散布することによって、冷却部に最も近い巻線以外の巻線の近傍のオイル流速を上昇させることが可能となる。その結果、コイル巻線をより均等に冷却することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
永久磁石を含み、回転軸と一体的に回転するように当該回転軸に固定されたロータと、
前記ロータの径方向外周側に配設され、それぞれが前記ロータに向けて突出した複数のポールを含むステータと、
前記複数のポールのそれぞれに平角線が巻回されてなるコイル巻線部と、
前記コイル巻線部にオイルを散布することによって当該コイル巻線部を冷却する冷却部と、
を備える電動機において、
前記コイル巻線部は、
前記回転軸に平行に延びる複数の平行部、及び、
それぞれが、前記平行部の一つと、当該一つの平行部と前記ポールを挟んで対向する前記複数の平行部の他の一つと、を接続する複数の連絡部、
を含み、
前記平行部と前記連絡部とが交互に現れるように前記ポールに巻回されており、
前記複数の連絡部は、
前記複数の連絡部の一つが、当該一つの連絡部と隣接し且つ前記回転軸側にある前記複数の連絡部の他の一つよりも、前記ステータの前記回転軸方向における中心から当該回転軸方向において離間しており、且つ、前記連絡部の一つを構成している前記平角線の表面であって前記平行部の前記回転軸側を向いた面と連続している表面上の任意の点と、前記回転軸と、の距離が、当該任意の点と前記ステータの前記回転軸方向における中心との前記回転軸方向の距離が長くなるほど短くなるように構成され、
前記冷却部は、
前記回転軸の径方向外側へ、前記連絡部に向けて前記オイルを散布するように構成された、
電動機。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (20件):
5H603AA13
, 5H603BB01
, 5H603BB05
, 5H603BB12
, 5H603CA01
, 5H603CA05
, 5H603CB01
, 5H603CC11
, 5H603CC17
, 5H603CD02
, 5H603CD04
, 5H603CE02
, 5H603CE05
, 5H609BB01
, 5H609BB19
, 5H609PP02
, 5H609PP06
, 5H609PP09
, 5H609QQ05
, 5H609QQ20
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