特許
J-GLOBAL ID:201803012061382155

円形のカルチャーウェア内で均一な電場を供給するための3D高分子インサート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 片山 修平
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-513563
公開番号(公開出願番号):特表2018-526999
出願日: 2016年09月16日
公開日(公表日): 2018年09月20日
要約:
円形のシャーレ用の開示されたインサートは、塩橋を立てる液体で満たされたシャーレを横切る、実質的に均一な電場を生成する。インサートは、円形の空間を規定する円形のボトムプレート、およびそれぞれがサイドチャネルと導通する一般に平坦な形状を有する一対の電流整流チャンバを含む。本発明の少なくともいくつかの観点では、塩橋が立てられると、前記ボトムプレートで規定される前記円形の空間が、空間の実質的な全領域の中で実質的に均一な電場を示すように、一対の電流整流チャンバを橋渡しするサイドチャネルの部分は、一対の電流整流チャンバの間の中間に最低点を有する全体に窪んだトッププロファイルをそれぞれ有する。
請求項(抜粋):
塩橋を設置する液体で満たされたシャーレ全体に実質的に均一な電場を生成するための、円形のシャーレに挿入されるインサートであって、 前記円形のシャーレに取り付けられる円形のボトムプレートであって、前記インサートが前記シャーレに挿入されるとき、前記液体を受け入れるチャネルとして前記シャーレの円形の底面とともに実質的に均一な厚さの円形の空間を規定する前記ボトムプレートと、 前記ボトムプレートの円形の周囲から垂直に立ち上がり、前記液体を受け入れるように前記ボトムプレートで規定された前記円形の空間と連通するサイドチャネルと、 前記サイドチャネルと接続し、かつ導通する全体的に平面形状をそれぞれ有する一対の電流整流チャンバであって、前記円形のボトムプレートの直径に沿って互いに対向するように斜めに配置され、前記直径に対して互いに線対称であり、それぞれが前記サイドチャネルの上端部のそれぞれの部分から内側に延伸し、前記液体を受け入れ、前記塩橋を設置するように前記サイドチャネルを通じて前記ボトムプレートで規定される前記円形の空間に、前記液体を供給するための塩橋ポートを有する前記電流整流チャンバと、を具備し、 前記サイドチャネルのうち前記電流整流チャンバのそれぞれに接続されているそれぞれの部分以外の部分は、前記一対の電流整流チャンバの中間に最低点を有する全体的に凹状の上部の輪郭を有し、かつ、塩橋が設置されると、前記ボトムプレートで規定される前記円形の空間が、その実質的な全領域の中の前記直径の方向において実質的に均一な電場を示すように成形されている、インサート。
IPC (1件):
C12M 3/00
FI (1件):
C12M3/00 A
Fターム (7件):
4B029AA08 ,  4B029BB11 ,  4B029CC02 ,  4B029DF10 ,  4B029DG10 ,  4B029GA01 ,  4B029GB02

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