特許
J-GLOBAL ID:201803012159803817

X線遮蔽シートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高島 敏郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-072088
公開番号(公開出願番号):特開2013-205103
特許番号:特許第6238507号
出願日: 2012年03月27日
公開日(公表日): 2013年10月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】高分子材料と鉛を含まないX線遮蔽材との混合物の層を生地表面に形成したX線遮蔽シートの製造方法において、 前記高分子材料として主剤と硬化剤とからなる二液硬化性のシリコーン樹脂を準備し、 少なくとも一面にシレー加工を施したシレー面を有する平織の生地を準備し、 前記主剤及び前記硬化剤のそれぞれに酸化ビスマスを加えたものを配合し溶剤を加えて粘度を調整して、前記シリコーン樹脂12重量部と酸化ビスマス88重量部とを含む前記混合物を生成し、 前記混合物を乾燥後の膜厚が500μm以下となるように前記生地の前記シレー面に塗工して乾燥する工程を、乾燥後の前記混合物の膜厚が所定膜厚になるまで複数回繰り返し、前記生地の少なくとも一面にX線遮蔽層を形成して前記生地と前記X線遮蔽層とを一体化し、 外被材の中に鉛含有シートを内包したシート厚み1.86mm、遮蔽性能0.35mmPb相当の鉛含有X線遮蔽シートに対して、生地の厚みを含めたシート厚み1.56mm相当で、JIS L 1096A法(カンチレバー法)による剛軟度測定で同程度の剛軟度を有し、JISK 6301(1975年)による引張強さ及び引裂強度、JIS Z 4501(試験管電圧150kV)によるX線遮蔽能力試験のそれぞれにおいて前記鉛含有X線遮蔽シートを上回るX線遮蔽シートを得ること、 を特徴とするX線遮蔽シートの製造方法。
IPC (2件):
G21F 1/10 ( 200 6.01) ,  G21F 3/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
G21F 1/10 ,  G21F 3/00 G
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (9件)
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