特許
J-GLOBAL ID:201803012203272018

車両の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 米山 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-121969
公開番号(公開出願番号):特開2017-226252
出願日: 2016年06月20日
公開日(公表日): 2017年12月28日
要約:
【課題】ファンの送風速度の低下を抑制して熱交換器の冷却性能を向上させる。【解決手段】ファン13は、その一部の領域18(非重複領域18)がエンジン3の前面部3aに対して前後方向に重ならないように配置される。シュラウド12の後端部12bは、ファン13の非重複領域18の径方向外側で周方向に延びて、エンジン3の前面部3aに対して前後方向に重ならない円弧状のオフセット領域26を有する。第1案内板14は、シュラウド12の後端部12bのオフセット領域26の外周面に沿って配置されてオフセット領域26に固定され、シュラウド12の後端部12bよりも後方へ、後端部12bから徐々に拡径するように延びる。第1案内板14の内周面32は、ファン13の非重複領域18から後方の径方向外側へ排出される空気を、ファン後方空間25へ案内する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
エンジンの前面部の前方に熱交換器を有する車両の冷却装置であって、 前記熱交換器の後面と前記エンジンの前記前面部との間に配置され、回転軸を中心として回転し、後方の径方向外側へ向かって軸方向に対して傾斜した空気の流れを生成するファンと、 前記熱交換器の外縁部に連結される前端部と、前記ファンの径方向外側に配置される円形状の後端部とを有し、前記熱交換器と前記ファンとの間に空気の流路を区画するシュラウドと、 前記シュラウドに支持されて前記シュラウドの前記後端部よりも後方へ延びる案内板と、を備え、 前記エンジンに対する前記ファンの相対位置は、前記ファンの少なくとも一部の領域が前記エンジンの前記前面部に対して前後方向に重ならない位置に設定され、 前記シュラウドの前記後端部は、前記ファンの前記領域の径方向外側で周方向に延びて、前記エンジンの前記前面部に対して前後方向に重ならない円弧状のオフセット領域を有し、 前記案内板は、前記シュラウドの前記後端部の前記オフセット領域に周方向に沿って設けられて前記オフセット領域から後方へ徐々に拡径するように延び、 前記案内板の内周面は、前記ファンの前記領域から後方の径方向外側へ排出される空気を、前記ファンの前記領域の後方の空間へ案内する ことを特徴とする車両の冷却装置。
IPC (2件):
B60K 11/04 ,  F01P 5/06
FI (2件):
B60K11/04 K ,  F01P5/06 509
Fターム (5件):
3D038AA05 ,  3D038AB01 ,  3D038AC01 ,  3D038AC12 ,  3D038AC15
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 車両の冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-141397   出願人:いすゞ自動車株式会社
  • ラジエータ冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-017815   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 乗用型移植機の原動部構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-168975   出願人:株式会社クボタ
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