特許
J-GLOBAL ID:201803012210517700

衝撃装置、衝撃装置の打撃力調整方法、及び衝撃装置の打撃音周波数調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩田 康利 ,  松浦 喜多男 ,  山本 優
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-018625
公開番号(公開出願番号):特開2018-130823
出願日: 2018年02月05日
公開日(公表日): 2018年08月23日
要約:
【課題】騒音を低減させることのできる衝撃装置を提供する。【解決手段】ハンマー本体部31と、ハンマー本体部31から先端側に延出され、ハンマー本体部31よりも径小な突出部32と、を備えたハンマー30と、上端20cには、突出部32が挿通される挿通孔部23が形成されており、挿通孔部23と外部とを連通する空気抜き孔部25が設けられたチゼル20と、を備え、ハンマー30が上死点εと下死点δとの間で繰り返し摺動し、下死点δでは、ハンマー30における突出部32の先端のみが、チゼル20における挿通孔部23の孔底部24に衝突する打撃状態となり、上死点εでは、ハンマー30における突出部32の先端が、チゼル20における挿通孔部23内に位置し、かつ孔底部24から離開する非打撃状態となる衝撃装置1である。【選択図】図4
請求項(抜粋):
下向きの先端具が下端に保持されている衝撃装置本体部を有し、前記衝撃装置本体部に気体が圧入されることによって得られた打撃力を前記先端具を介して打撃対象に付与する衝撃装置であって、 前記衝撃装置本体部は、上下動自在なハンマーが内蔵されている筒状のシリンダ部と、 前記シリンダ部の下方に配置されており、前記先端具を所定の高さ範囲で上下動自在に保持する先端具保持部と、 前記シリンダ部の側壁に形成されており、圧入された前記気体を前記シリンダ部内に導入する気体導入口部と、 前記気体導入口部を介して前記気体が前記シリンダ部内における前記ハンマーの下方空間に導入されて前記ハンマーが前記シリンダ部内を上昇開始することを契機として前記ハンマーを前記先端具の上端に上から衝突させる吸排気構造と、 を具備し、 前記打撃対象に相対的に押し付けられた前記先端具の上端が、前記シリンダ部内に置かれた状態の前記ハンマーに当接しており、かつ前記ハンマーが前記シリンダ部内で押し上げられて前記先端具保持部における最上位置まで先端具が移動したときに、当該先端具の所定部位と前記シリンダ部の所定部位とが当接すると共に、当該ハンマーの下方に前記気体導入口部が臨む気密状の高圧空間が形成されて、前記ハンマーが上昇開始して前記ハンマーと当該先端具とが衝突可能な駆動状態となり、 一方、前記先端具が前記最上位置よりも下方に位置し、かつ前記先端具に乗載した前記ハンマーの周面が前記気体導入口部を閉塞しているときに、前記ハンマーの下方に、外気と連通した非高圧空間が形成されて、当該ハンマーが前記気体導入口部を閉塞し続ける待機状態となる ことを特徴とする衝撃装置。
IPC (2件):
B25D 17/10 ,  B25D 17/24
FI (2件):
B25D17/10 ,  B25D17/24
Fターム (1件):
2D058DA14
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭52-114402
  • 特開昭63-074580
  • 空圧式打撃工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-314111   出願人:日東工器株式会社
全件表示

前のページに戻る