傘歯車

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：米山尚志
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-136064
公開番号（公開出願番号）：特開2018-004053
出願日： 2016年07月08日
公開日（公表日）： 2018年01月11日
要約：

【課題】傘歯車の小径端側の歯元強度を確保する。【解決手段】傘歯車10の歯底部15は、小径端2側の端部の第1歯底部16と第2歯底部17とを有する。第2歯底部17は、その幅方向の中央部で歯底円錐面14に沿って延びる歯底面19と、該歯底面19の幅方向の両端と歯面13a,13bとを連結する1対の隅肉曲面20a,20bとによって構成される。第1歯底部16は、その幅方向の中央部で軸方向と略平行に延びる歯底面22と、該歯底面22の幅方向の両端と歯面13a,13bとを連結する1対の隅肉曲面23a,23bとによって構成され、歯底円錐面14よりも径方向の外側で軸方向と略平行に延びる。第1歯底部16のうちの小径端2側の端部の隅肉曲面23a,23bの曲率半径R1は、第2歯底部17との接続部18側の端部の隅肉曲面23a,23bの曲率半径R2よりも大きい。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

歯底円錐面から突出する複数の歯と、前記複数の歯のうちの隣り合う歯の相対向する歯面の間に配置されて小径端と大径端との間で延びる歯底部とを有する傘歯車であって、前記歯底部は、前記歯底部のうちの前記小径端側の端部に配置され、前記歯底円錐面よりも径方向の外側で軸方向と略平行に延びる第1歯底部と、前記第1歯底部から連続して前記歯底円錐面に沿って前記大径端側へ延びる第2歯底部と、を備え、前記第1歯底部は、幅方向の中央部で軸方向と略平行に延びる第1歯底面と、前記第1歯底面の幅方向の両側に配置されて前記第1歯底面と幅方向の両側の歯面とを連結する1対の第1曲面とを有し、前記第2歯底部は、幅方向の中央部で前記歯底円錐面に沿って延びる第2歯底面と、前記第2歯底面の幅方向の両側に配置されて前記第2歯底面と前記歯面とを連結する1対の第2曲面とを有し、前記第1歯底部のうちの前記小径端側の端部の前記第1曲面の曲率半径は、前記第1歯底部と前記第2歯底部との接続部側の端部の前記第1曲面の曲率半径よりも大きいことを特徴とする傘歯車。

IPC (1件)：

F16H 55/17

FI (1件)：

F16H55/17 Z

Fターム (5件)：

3J030BA02 , 3J030BB08 , 3J030BC02 , 3J030BC06 , 3J030CA10

引用特許：

審査官引用 (5件)

特開昭60-034569
金型又は放電加工用電極の製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-238862 出願人：株式会社神崎高級工機製作所
特開昭60-034569

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