特許
J-GLOBAL ID:201803012446313634

偏波共用アンテナ、偏波共用アンテナシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-199163
公開番号(公開出願番号):特開2018-061195
出願日: 2016年10月07日
公開日(公表日): 2018年04月12日
要約:
【課題】ロープロファイルでありながら、垂直偏波用素子と水平偏波用素子との素子間相互結合量の低減と偏波ごとの双指向性の両立が可能な構造を持つ偏波共用アンテナを提供する。【解決手段】偏波共用アンテナは垂直偏波用素子と水平偏波用素子を含む。垂直偏波用素子はグラウンド板101と第1線状導体103とを含む伝送線路型アンテナ100であり、水平偏波用素子は、誘電体板201と、誘電体板201に配置されている平板状導体203を含む逆相励振型平面アンテナ200である。逆相励振型平面アンテナ200は、誘電体板201とグラウンド板101とが平行になるように、且つ、グラウンド板101を正視したときに、伝送線路型アンテナ100固有の水平面内双指向性と逆相励振型平面アンテナ200固有の水平面内双指向性とが直交するように、伝送線路型アンテナ100の上に近接配置されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
垂直偏波用素子と水平偏波用素子とを含む偏波共用アンテナであって、 上記垂直偏波用素子は、グラウンド板と第1線状導体とを含む伝送線路型アンテナであり、 上記第1線状導体は、二つの垂直部位と、給電される平行部位とを含み、 上記平行部位は上記グラウンド板と平行であり、 上記二つの垂直部位はそれぞれ上記グラウンド板の法線と平行であり、 上記二つの垂直部位の一方の一端と他方の一端はそれぞれ上記グラウンド板と接続されており、 上記水平偏波用素子は、誘電体板と、当該誘電体板の一方の面上に配置されている平板状導体とを含む逆相励振型ノッチアンテナであり、 上記平板状導体は線対称且つ非凸集合の形状を持ち、 上記誘電体板を正視したとき、上記平板状導体の縁線は、上記誘電体板の縁線と一致する部分と、上記誘電体板201の縁線と一致しない部分とで構成されており、 上記逆相励振型ノッチアンテナは、上記平板状導体によって被覆されていない上記誘電体板の一方の面の一部であって上記平板状導体の対称線上に配置され、位相差πで給電される、一対の部位を持ち、 上記逆相励振型平面アンテナは、上記誘電体板と上記グラウンド板とが平行になるように、上記平行部位に関して上記グラウンド板と反対側に配置されており、 上記グラウンド板を正視したとき、上記平行部位の中心と上記対称線による幅の中点はオーバーラップし、且つ、上記対称線による幅の中点を通り上記平板状導体の法線とも上記対称線とも直交する直線と上記平行部位はオーバーラップする 偏波共用アンテナ。
IPC (5件):
H01Q 21/24 ,  H01Q 21/08 ,  H01Q 21/29 ,  H01Q 9/42 ,  H01Q 13/10
FI (5件):
H01Q21/24 ,  H01Q21/08 ,  H01Q21/29 ,  H01Q9/42 ,  H01Q13/10
Fターム (12件):
5J021AA02 ,  5J021AA13 ,  5J021AB02 ,  5J021AB05 ,  5J021HA05 ,  5J021JA05 ,  5J021JA07 ,  5J045AB05 ,  5J045DA06 ,  5J045EA08 ,  5J045HA03 ,  5J045NA01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 双指向性偏波アンテナ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-021514   出願人:第二電電株式会社, 京セラ株式会社, 新井宏之
  • ノッチアンテナ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-158578   出願人:エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社, 後藤尚久, 新井宏之

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