特許
J-GLOBAL ID:201803012684110768

残存型枠パネルの目地部の水漏れ防止工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 福田 伸一 ,  水崎 慎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-210268
公開番号(公開出願番号):特開2018-071129
出願日: 2016年10月27日
公開日(公表日): 2018年05月10日
要約:
【課題】固結材に侵入した雨水が、残存型枠パネルの目地の隙間から水漏れすることを長期に亘り防止できる水漏れ防止テープを使用し、簡便高能率、かつ水漏れ防止の信頼性を飛躍的に向上させる残存型枠パネルの目地部の水漏れ防止工法を提供する。【解決手段】本発明の残存型枠パネルの目地部の水漏れ防止工法は、瞬時吸水膨張性を有し、所定の厚み及び幅を有する不織布テープ2又はエラストマー樹脂テープを備える水漏れ防止テープ1を使用して、残存型枠パネルの目地部12の水漏れを防止するものである。この水漏れ防止工法では、不織布テープ2又はエラストマー樹脂テープの両端に略5mmの余白が残るように、目地部12、不織布テープ2の少なくとも一方、又は目地部12、エラストマー樹脂テープの少なくとも一方に、両面接着防水樹脂層3又はシーリング剤6を設け、水漏れ防止テープ1を残存型枠パネル11に密着させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
残存型枠パネルの目地部の隙間を塞いで水漏れを防止するために設けられ、瞬時吸水膨張性を有し、厚みが略0.5mmから10mm、幅が略10mmから50mmの帯状の不織布テープ又はエラストマー樹脂テープを備える残存型枠パネルの目地部の水漏れ防止テープを使用して、前記残存型枠パネルの目地部の水漏れを防止する、残存型枠パネルの目地部の水漏れ防止工法であって、 前記不織布テープ又は前記エラストマー樹脂テープの両端に略5mmの余白が残るように、前記目地部、前記不織布テープの少なくとも一方、又は前記目地部、前記エラストマー樹脂テープの少なくとも一方に、剥離シートが付設された両面接着防水樹脂層を貼り付け、 前記剥離シートを剥がし接着剤面を露出させ、前記目地部と前記両面接着防水樹脂層幅の中央とが一致するように、前記残存型枠パネルの目地部の水漏れ防止テープを前記残存型枠パネルに押し付け、密着させることにより、前記目地部の隙間を概ね塞ぎ、 前記残存型枠パネルの背面に充填される固結材の余剰水や雨水の浸水により、前記不織布テープ又は前記エラストマー樹脂テープが膨張し、塞ぎ残された肌別れ隙間が自動的に塞がれることにより、 簡便高能率で、かつ、長期に亘る前記残存型枠パネルの前記目地部の隙間から水漏れを防止し、水漏れ防止の信頼性を飛躍的に向上させる、 ことを特徴とする残存型枠パネルの目地部の水漏れ防止工法。
IPC (2件):
E04B 2/86 ,  E04B 1/68
FI (2件):
E04B2/86 611W ,  E04B1/68 Z
Fターム (7件):
2E001DA01 ,  2E001DA05 ,  2E001FA04 ,  2E001GA28 ,  2E001GA76 ,  2E001HD11 ,  2E001HE01

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