特許
J-GLOBAL ID:201803013259328071

パーキングロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-196271
公開番号(公開出願番号):特開2018-059562
出願日: 2016年10月04日
公開日(公表日): 2018年04月12日
要約:
【課題】アクチュエータを用いた累積出力低減型のものでも、従来よりも小型化を図ることができるパーキングロック装置を提供する。【解決手段】 カム機構7は、リング11、可動鉄心10、筒状突部12、を備える。リング11は、径方向に突出する突片11bを備える。筒状突部12は、突片11bと係合してリング11の回転を阻止する長スリット12aを備える。リング11及び可動鉄心10は、鉄心カム10a及びリングカム11cが設けられている。可動鉄心10でリング11を押圧すると、リング11は鉄心カム10aによって回転することにより短スリット12bで係止され、リング11が筒状突部12に係止された状態で、再度、可動鉄心10がリング11を押圧すると、リング11が再び回転してリング11と筒状突部12との係止が解除されて、カム5がパーキングロック解除位置に位置する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
変速機の回転体に設けられたパーキングギヤと、 前記パーキングギヤと解除自在に係合可能なパーキングポールと、 前記パーキングポールを前記パーキングギヤと係合した係合状態と、この係合を解除する解放状態とに切換自在なパーキングカムと、 前記パーキングカムをカム機構を介して制御するアクチュエータと、を備えるパーキングロック装置であって、 前記アクチュエータは、 前記解放状態の位置に前記パーキングカムを位置させるべく、前記パーキングカムを後方へ移動させる解除位置状態と、 前記係合状態の位置に前記パーキングカムを位置させるべく、前記パーキングカムを先方へ押圧する作動位置状態と、に切換自在であり、 前記カム機構は、 前記パーキングカムと一体に移動可能なリングと、 前記リングを前記アクチュエータによって押圧自在なピストンと、 ホルダと、 を備え、 前記リングには、径方向に突出する突片が設けられ、 前記ホルダには、前記リングの突片と係合して、前記ホルダに対する前記リングの回転を阻止するスリットが設けられ、 前記リング又は前記ピストンの少なくとも一方には、前記リングと前記ピストンとが当接したときに、前記ピストンに対して前記リングを回転させる係止カムが設けられており、 前記ピストンで前記リングを一度押圧すると、前記リングは前記係止カムによって回転することにより前記ホルダに設けられた係止部で係止され、 前記リングが前記ホルダに係止された状態で、再度、前記ピストンが前記リングを押圧すると、 前記リングが再び回転して前記リングと前記ホルダとの係止が解除されて、前記パーキングカムが前記解放状態に位置することを特徴とするパーキングロック装置。
IPC (3件):
F16H 63/34 ,  B60T 1/06 ,  F16H 61/28
FI (3件):
F16H63/34 ,  B60T1/06 G ,  F16H61/28
Fターム (7件):
3J067AA21 ,  3J067AB22 ,  3J067DB33 ,  3J067FA05 ,  3J067FA57 ,  3J067FB83 ,  3J067GA01

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