特許
J-GLOBAL ID:201803013399064694

姿勢歪評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-077818
公開番号(公開出願番号):特開2018-158083
出願日: 2017年03月23日
公開日(公表日): 2018年10月11日
要約:
【課題】直線歩行時と直立静止時の姿勢の歪みの変化量から、その姿勢歪みの大きさを「歪み年齢」に換算して被検者に提示することにより、高齢者の転倒を抑制する姿勢歪評価方法を提案する。【解決手段】静止時と歩行時の3次元位置を計測するモーションキャプチャ手段、歪み年齢を計算するコンピュータ、その表示装置や記憶装置または伝送手段を備える評価システムを用いて、頭、右または左の肩、腰の各々所定の部分を計測する。肩の位置は右左肩を結ぶ線上に置く。歪み年齢をyとし、平面図で、静止時の頭と肩との距離x1と、歩行時の頭と腰との距離をx2、とするとき、1)静止時のx1を計測し、2)歩行時のx2を計測し、3)yをa×x1とb×x2と定数cとの線形和で求め、4)歪み年齢yを表示部に伝送する。係数a、b、cは、実年齢を目的変数としx1とx2の測定値を説明変数とする重回帰分析で求める。【選択図】図4
請求項(抜粋):
被検者の複数の部位の静止時と歩行時の3次元位置を計測するモーションキャプチャ手段と、 計測された上記3次元位置から評価した評価年齢を計算するコンピュータと、 上記評価年齢を表示装置、記憶装置または他のコンピュータに伝送する伝送手段と、を備える評価システムを用いて人の姿勢の歪みを評価する評価方法であって、 上記複数の部位は、頭、右または左の肩、腰の各々所定の部分を含むものであり、 肩の位置は上記被検者の右肩と左肩を結ぶ線上に決められた位置とし、 上記評価年齢をyとし、上記評価システムの平面図において、上記被検者の静止時の頭の所定部分の位置と肩の位置との距離をx1とし、上記被検者の歩行時の頭の所定部分の位置と腰の所定部分の位置との距離をx2とするとき、 (1)被検者の静止時における上記距離x1を計測するステップ、 (2)被検者の歩行時における上記距離x2を計測するステップ、 (3)yを実質的に所定の係数aのx1項と所定の係数bのx2項と所定の定数c項との線形和で求めるステップ、および (4)上記評価年齢yを表示装置、記憶装置または他のコンピュータに伝送するステップ、を含む計測を行って、上記被検者の歩行中の転倒を抑制することを特徴とする姿勢歪評価方法。
IPC (1件):
A61B 5/107
FI (1件):
A61B5/10 300D
Fターム (5件):
4C038VA04 ,  4C038VA06 ,  4C038VB01 ,  4C038VB35 ,  4C038VC05

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