特許
J-GLOBAL ID:201803013488615572

溶融金属処理部材の表面層形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-126218
公開番号(公開出願番号):特開2018-003037
出願日: 2016年06月27日
公開日(公表日): 2018年01月11日
要約:
【課題】 チタンからなる基材の表面に、フラックス処理を施すことなく溶融金属に対する耐溶損性および剥離性に優れるとともに耐割性にも優れる表面層を形成する溶融金属処理部材の表面層形成方法を提供すること。【解決手段】 アルミニウム溶湯を搬送するチタンからなるラドル10の表面に、チタンとアルミニウムとの金属間化合物からなる表面層10bを形成した。この表面層10bは、チタンからなる基材10aの表面の不純物を除去する前処理工程と、前処理された基材10aにアルミニウムを溶射するアルミニウム溶射工程と、アルミニウムが溶射された基材10aを、610°C〜1150°Cまでの温度で加熱して基材10aの内部にアルミニウムを拡散浸透させる拡散浸透工程とで形成した。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
チタンよりも溶融温度が低い金属からなる溶融金属に対して所定の処理を行う溶融金属処理部材の表面に金属間化合物を含む表面層を形成する溶融金属処理部材の表面層形成方法であって、 チタンからなる基材の表面の不純物を除去する前処理工程と、 前記前処理された基材の表面にアルミニウムを溶射するアルミニウム溶射工程と、 前記アルミニウムが溶射された基材を、610°C〜1150°Cまでの間の温度で加熱して前記基材の内部にアルミニウムを拡散浸透させる拡散浸透工程と を備えたことを特徴とする溶融金属処理部材の表面層形成方法。
IPC (3件):
C23C 4/18 ,  C23C 4/08 ,  B22D 17/30
FI (3件):
C23C4/18 ,  C23C4/08 ,  B22D17/30 B
Fターム (6件):
4K031AA08 ,  4K031AB02 ,  4K031AB03 ,  4K031BA04 ,  4K031CB37 ,  4K031FA02
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (7件)
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