特許
J-GLOBAL ID:201803013612141533

生分解性フィルム材料、及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-225498
公開番号(公開出願番号):特開2018-083946
出願日: 2017年11月24日
公開日(公表日): 2018年05月31日
要約:
【課題】 生分解性フィルム材料及びその製造方法を提供する。【解決手段】 生分解性フィルム材料は、生分解性材料、食品レベルの農業廃棄物、改質剤、及び、有機分解菌を含む。生分解性材料は、PLA、PBAT、及びPBSの一種または二種以上から構成されており、含有量が60〜70質量%である。食品レベルの農業廃棄物は、澱粉類、繊維類、タンパク質類、または脂肪類であり、粒子径が50μm以下であり、含有量が10〜30質量%である。改質剤は、炭酸カルシウム(CaCO3)粉末またはケイ酸マグネシウム塩類粉末であり、粒子径が8μm以下であり、含有量が7〜29質量%である。有機分解菌は、含有量が1〜3質量%である。生分解性材料、食品レベルの農業廃棄物、改質剤、及び、有機分解菌は、混錬工程を経て、厚みが40μm〜60μmであるフィルムに吹製されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
生分解性材料、食品レベルの農業廃棄物、改質剤、及び、有機分解菌を含む生分解性フィルム材料であって、 前記生分解性材料は、PLA(ポリ乳酸)、PBAT(ポリブチレンアジペートテレフタレート)、及びPBS(ポリブチレンテレフタレート)からなる群から選択される一種または二種以上から構成されており、含有量が60〜70質量%であり、 前記食品レベルの農業廃棄物は、澱粉類、繊維類、タンパク質類、または脂肪類を精製研磨後の粉末であり、研磨乾燥後の粒子径が50μm以下であり、含有量が10〜30質量%であり、 前記改質剤は、炭酸カルシウム(CaCO3)粉末またはケイ酸マグネシウム塩類粉末であり、粒子径が8μm以下であり、含有量が7〜29質量%であり、 前記有機分解菌は、100°Cに耐えることができる耐熱型バチルスの一種であり、バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)であり、含有量が1〜3質量%であり、 前記生分解性材料、前記食品レベルの農業廃棄物、前記改質剤、及び、前記有機分解菌は、混錬工程を経て、厚みが40μm〜60μmであるフィルムに吹製されていることを特徴とする生分解性フィルム材料。
IPC (2件):
C08J 5/18 ,  C08L 101/16
FI (2件):
C08J5/18 ,  C08L101/16
Fターム (10件):
4F071AA08 ,  4F071AA09 ,  4F071AA43 ,  4F071AB26 ,  4F071BB09 ,  4F071BC01 ,  4J200BA07 ,  4J200BA14 ,  4J200CA01 ,  4J200DA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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