特許
J-GLOBAL ID:201803013798968866
地下水揚水システムおよびそのシステムを用いた揚水方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
松浦 孝
, 小倉 洋樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-037384
公開番号(公開出願番号):特開2018-087491
出願日: 2018年03月02日
公開日(公表日): 2018年06月07日
要約:
【課題】コストダウンを図り、塩淡水の境界水域が変動しても淡水の水質を確保する。【解決手段】地下水揚水システム2は、上下方向の長さL1を有する遮断パッカ14を第1第2の揚水ポンプ11、12の間に配置して索条13に取り付け、ウインチ17により索条13を井戸5の内部に吊り降ろし、第1の揚水ポンプ11を淡水域W1中に、第2の揚水ポンプ12を塩水域S1中に配置し、パッカ調圧器15を介してエアコンプレッサ16により遮断パッカ14を膨出させて、井戸5における第1第2の揚水ポンプ11、12間の連通を遮断し、揚水ポンプ制御装置18により第1第2の揚水ポンプ11、12を動作させ、淡水と塩水を揚水するようになっている。ウインチ17により昇降させる際には、遮断パッカ14を縮退させて行うようになっている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
地上から帯水層に達して構築された井戸の内部にそれぞれ上下に離間されて昇降自在に吊り下ろされる少なくとも2以上の揚水手段と、これら各揚水手段の間に昇降自在に配置され上下方向に所定の長さを有し、水平方向に膨縮自在な填隙部を有し、膨張時、填隙部を膨出させて上下の連通を遮断し、縮小時、填隙部を井戸内面から縮退させる填隙手段と、これら各揚水手段と填隙手段とを昇降させる昇降手段とを備え、各揚水手段のうち少なくとも1の揚水手段を帯水層のうち淡水域中に、他の揚水手段を非淡水域中にそれぞれ配置するとともに、昇降手段は、非淡水域中に配置される揚水手段と填隙手段とを一体に昇降させるとともに、淡水域中に配置される揚水手段をこれら非淡水域側の揚水手段と填隙手段とに対して独立に昇降させることを特徴とする地下水揚水システム。
IPC (2件):
FI (2件):
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