特許
J-GLOBAL ID:201803014253901574

ハイブリッドガスタービン発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 恩田 誠 ,  恩田 博宣 ,  本田 淳
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-540612
公開番号(公開出願番号):特表2018-507975
出願日: 2016年03月02日
公開日(公表日): 2018年03月22日
要約:
従来の(GT)ガスタービン(2,4,6)が、そこからの空気の注入または抽出を可能にする流体接続部(1A,9A,11A)を介して、圧縮空気貯蔵部(16)を備える圧縮空気エネルギー貯蔵システム(CAES)と一体化されているハイブリッドガスタービン発電プラントのパワー出力を調節する方法。出力は、質量流量ならびに燃焼器(4)内の動作条件のどのような変化も一時的に最小化するために、その質量流量を減少または増加させるように、GT圧縮機(2)を選択的に再構成すると同時に、補償質量流量として、どのくらいの空気を流体接続部を介してCAESシステムとGTシステムとの間に送るかを選択的に調節することによって増加または減少され、それにより、10秒未満で、グリッド変動に適合するようにパワーが調節される、改良された周波数応答モードを実現できる。直接TES(14)を備えた断熱CAESシステムの利用は、熱を即座に戻すことができ、およびその中に貯蔵されている空気の容積による圧力変動を緩和することができる。急速な抽気速度は、CAES内の高速作動弁(26)を用いて、一時的に大気に通気することによって実現してもよい。
請求項(抜粋):
互いに下流方向に流体的に接続された圧縮機と、燃焼器と、タービンとを備える燃焼タービンシステムと、 前記燃焼タービンシステムから空気を抽出することができるように、または、前記燃焼タービンシステムに空気を注入できるように、前記燃焼タービンシステムへの一つ以上の流体接続部を介して前記燃焼タービンシステムに一体化された圧縮空気エネルギー貯蔵システムと、 を備えるハイブリッド燃焼タービン発電システムのパワー出力を調節する方法であって、 前記圧縮空気エネルギー貯蔵システムは、空気流路ネットワークと、前記一つ以上の流体接続部から圧縮空気貯蔵部まで通じている関連する弁構造とを備え、 前記方法は、前記圧縮機を通る質量流量の減少または増加を部分的にまたは完全に補償するために、その構成を変更することにより、および同時に、前記一つ以上の流体接続部を介して、前記圧縮空気エネルギー貯蔵システムと前記燃焼タービンシステムとの間に、補償質量流量としてどのくらいの空気を送るかを選択的に調節することにより、前記圧縮機を通る空気の質量流量をそれぞれ選択的に減少または増加させることによって、前記パワー出力を増加または減少させることにより、空気がそれぞれ前記圧縮機、前記燃焼器および前記タービンを通って下流に流れている間に前記パワー出力を調節し、それによって、少なくとも選択した期間に、前記燃焼器および前記タービンを通る質量流量の何らかの変化を最小限にするか、または防ぐことを備える方法。
IPC (3件):
F02C 9/16 ,  F02C 6/16 ,  F02C 9/50
FI (3件):
F02C9/16 A ,  F02C6/16 ,  F02C9/50

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