特許
J-GLOBAL ID:201803014272416202
製靴型の製造方法及び靴の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長屋 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-217656
公開番号(公開出願番号):特開2018-075107
出願日: 2016年11月07日
公開日(公表日): 2018年05月17日
要約:
【課題】患者が外反母趾と内反小趾の両方の疾患を有する場合でも、外反母趾用の貼付け部材の厚みと内反小趾用の貼付け部材の厚みをそれぞれ算出することができる製靴型の製造方法と該製靴型を用いた靴の製造方法を提供する。【解決手段】足長と甲回りを測定し(S1)、足長と甲回りに応じた木型を選択し(S2)、足の外反母趾角(内反小趾角)と木型の外反母趾(内反小趾)を測定し(S3)、測定した角度により貼付け部材の厚みを算出し(S4)、算出された厚みの貼付け部材が貼り付けられている補正木型を作成し(S5)、該補正木型を用いて靴を製造する(S6)。ステップS5においては、算出された厚みに応じて貼付け部材を作成し(S11)、貼付け部材を木型に貼り付ける(S12)か、あるいは、貼付け部材を貼り付けた(S21)後に、貼付け部材の厚みを調整する(S22)。【選択図】図1
請求項(抜粋):
靴製造用の型である製靴型の製造方法であって、
製造する靴の使用者の足における足長と甲回りを測定する足サイズ測定工程と、
外反母趾又は内反小趾である足疾患による突出部の突出度合いを示す足疾患角度で、該突出部の平面視における輪郭において突出部の頂点を介した両側の輪郭のうち一方の輪郭の傾きに対応した第1直線と他方の輪郭の傾きに対応した第2直線とがなす鋭角の角度である足疾患角度を測定するとともに、足サイズ測定工程において得られた足長の測定値と甲回りの測定値とに応じた製靴型における足疾患による突出部に対応した領域である突出部対応領域における突出度合いを示す製靴型角度で、該突出部対応領域の平面視における輪郭において、突出部対応領域の頂点を介した両側の輪郭のうち一方の輪郭の傾きに対応した第3直線と他方の輪郭の傾きに対応した第4直線とがなす鋭角の角度である製靴型角度を測定する角度測定工程と、
貼付け部材の厚みを算出する算出工程であって、足疾患角度をαとし、製靴型角度をβとし、足疾患による突出部の平面視におけるつま先側の基端とかかと側の基端の間の長さをMとした場合に、式(A)により貼付け部材の厚みL1を算出する算出工程と、
製靴型と貼付け部材とからなる補正製靴型を作成する補正製靴型作成工程であって、補正製靴型において、製靴型の突出部対応領域に貼付け部材が貼り付けられていて、貼付け部材の厚みが算出工程において算出された厚みである補正製靴型作成工程と、
を有することを特徴とする製靴型の製造方法。
IPC (4件):
A43D 3/02
, A43D 1/04
, A43B 7/14
, A61F 5/14
FI (4件):
A43D3/02
, A43D1/04
, A43B7/14 A
, A61F5/14
Fターム (8件):
4C098AA01
, 4C098BB12
, 4C098BC08
, 4C098BC48
, 4F050BA26
, 4F050JA27
, 4F050NA02
, 4F050NA19
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