特許
J-GLOBAL ID:201803014276595110

点火プラグ及びこれを備えた点火システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾 ,  吉澤 憲治
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016079898
公開番号(公開出願番号):WO2017-110209
出願日: 2016年10月07日
公開日(公表日): 2017年06月29日
要約:
点火プラグ(1)において、接地電極(14)を細い棒状または網状とすることにより、バリア放電によって局所的に十分強いラジカルが生成されると共に、電極による消炎効果が少なく火炎の成長を妨げにくい。また、放電領域(15)に対面する第二誘電体(12b)の厚さ寸法を均一にすることにより、バリア放電は第二誘電体(12b)の表面に広がり、ラジカルの生成が維持され着火後の燃焼性が促進される。また、高電圧電極(11)の端部(11c)と接地電極(14)が燃焼室(22)の内部で対向配置されているので、燃焼室(22)に導入された燃料ガスが放電領域(15)に流れ込み易く、放電で生じたラジカルによって着火され易い。
請求項(抜粋):
筒状の主体金具と、 前記主体金具の一方の端面に接続された棒状または網状の接地電極と、 一方の端部が前記主体金具の前記端面の側から露出している棒状の高電圧電極と、 前記高電圧電極の周面を覆い、かつ、前記主体金具に保持される第一誘電体とを備え、 前記高電圧電極の前記端部と前記接地電極のいずれか一方は、前記第一誘電体よりも厚さ寸法が小さい第二誘電体で覆われており、 前記高電圧電極の前記端部と前記接地電極は、前記第二誘電体に面する放電領域を介して対向配置され、前記放電領域に対面する前記第二誘電体の厚さ寸法は均一であり、前記第二誘電体が前記高電圧電極の前記端部を覆っている場合、前記放電領域に対面する前記接地電極の面積は、前記放電領域に対面する前記第二誘電体の表面積よりも小さいことを特徴とする点火プラグ。
IPC (5件):
H01T 13/50 ,  H01T 13/32 ,  H01T 13/34 ,  H01T 13/20 ,  F02P 13/00
FI (5件):
H01T13/50 ,  H01T13/32 ,  H01T13/34 ,  H01T13/20 B ,  F02P13/00 301J
Fターム (10件):
3G019AA07 ,  3G019BA03 ,  3G019KA03 ,  5G059AA01 ,  5G059CC13 ,  5G059CC15 ,  5G059DD06 ,  5G059EE06 ,  5G059EE19 ,  5G059EE23

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