特許
J-GLOBAL ID:201803014305287780

気圧式倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-127956
公開番号(公開出願番号):特開2018-001826
出願日: 2016年06月28日
公開日(公表日): 2018年01月11日
要約:
【課題】ブレーキ解除時に異音が発生するのを抑制した気圧式倍力装置を提供する。【解決手段】気圧式倍力装置1のハウジング2内には、ハウジング2内を定圧室Aと変圧室Bとに画成するパワーピストン5が設けられている。パワーピストン5に連結されたバルブボディ6には、定圧室Aとバルブボディ6内とを連通する第2の連通路16Dが形成されている。バルブボディ6内は、係合解除部材36と第1のボディ7との間に配置された第1のシール部材38と、係合解除部材36と可動部材34との間に配置された第2のシール部材39とにより第1の室Cと第2の室Dとに画成されている。第1の室Cは、変圧室Bと連通され、第2の室Dは、第2の連通路16Dにより定圧室Aと連通されている。可動部材34は、一端側が第1の室C内に位置し、他端側が第2の室D内に位置している。【選択図】図2
請求項(抜粋):
定圧室と変圧室とに画成されたハウジング内に配置され、前記定圧室と前記変圧室との圧力差により変位するパワーピストンと、 前記パワーピストンに連結され前記ハウジング内を移動するバルブボディと、 一端側がブレーキペダルに連結され他端側が前記バルブボディ内に向けて延びる入力ロッドと、 前記バルブボディ内に配置され前記入力ロッドに連結されるプランジャと、 前記バルブボディ内で前記プランジャの軸方向他端側に当接可能に配置される可動部材と、 前記入力ロッドが前記プランジャと前記可動部材とを移動させることにより、前記変圧室に作動気体を導入して前記定圧室と前記変圧室との間に圧力差を発生させる弁手段と、 この圧力差によって前記パワーピストンに生じた推力が作用する出力ロッドと、 前記出力ロッドからの反力の一部を前記可動部材および前記プランジャを介して前記入力ロッドに伝達するリアクション部材と、を備えた気圧式倍力装置において、 前記可動部材の外周側に摺動可能に配置され、該可動部材が前記バルブボディに対して相対移動したときに該可動部材に係合する係合部材と、 前記バルブボディ内で軸方向に相対移動可能に設けられ、前記係合部材に接触することにより該係合部材と前記可動部材との係合を解除する係合解除部材と、 前記係合解除部材と前記バルブボディとの間に配置される第1のシール部材と、 前記係合解除部材と前記可動部材との間に配置される第2のシール部材と、を備え、 前記バルブボディには、前記定圧室と前記バルブボディ内とを連通する連通路が形成され、 前記バルブボディ内は、前記入力ロッドの他端側が位置し前記変圧室と連通される第1の室と、該第1の室と前記第1,第2のシール部材により画成され前記バルブボディに形成される前記連通路により前記定圧室と連通される第2の室とからなり、 前記可動部材は、一端側が前記第1の室内に位置し他端側が前記第2の室内に位置することを特徴とする気圧式倍力装置。
IPC (1件):
B60T 13/569
FI (1件):
B60T13/569
Fターム (8件):
3D048BB31 ,  3D048CC26 ,  3D048EE10 ,  3D048EE29 ,  3D048HH08 ,  3D048LL07 ,  3D048NN03 ,  3D048PP02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 負圧式倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-033529   出願人:株式会社アドヴィックス

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