特許
J-GLOBAL ID:201803014613257485
操舵制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
恩田 誠
, 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-254201
公開番号(公開出願番号):特開2018-103899
出願日: 2016年12月27日
公開日(公表日): 2018年07月05日
要約:
【課題】操舵機構に対して動力を適切に付与できない状況の発生を抑制できる操舵制御装置を提供する。【解決手段】操舵ECUは、操舵機構に対してアシスト力を付与するように、モータの駆動を制御する複数のマイコンを備え、メイン指令値ADAS1*を通信するメイン通信回線と、サブ指令値ADAS2*を通信するサブ通信回線とが個別に接続されてなる。操舵ECUは、各通信回線の通信状態として、正常状態と、正常状態中に検出される準正常状態と、準正常状態中に検出される異常状態と、を各通信回線毎に検出する異常検出部510を備えている。そして、異常検出部510は、メイン通信回線について正常状態を検出するときにはメイン指令値ADAS1*の使用を設定し、メイン通信回線について準正常状態又は異常状態を検出するときにはサブ通信回線について正常状態を検出することを条件としてサブ指令値ADAS2*の使用を設定するようにしている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
車両の転舵輪を転舵させる動力を操舵機構に対して付与するように、当該動力の発生源であるモータの駆動を制御する制御処理部を備え、前記モータの駆動を制御するために前記制御処理部が必要とする制御情報を通信する複数の通信回線が個別に接続されてなる操舵制御装置において、
前記複数の通信回線は、前記制御処理部が前記制御情報として主に使用するように設定されるメイン制御情報を通信するためのメイン通信回線と、前記制御処理部が前記制御情報として前記メイン制御情報の替わりに使用することが可能に構成されるサブ制御情報を通信するためのサブ通信回線とを含み、
前記複数の通信回線の通信状態として、前記制御情報を通信可能な正常状態と、前記正常状態中に検出され、異常を起こしているが前記制御情報を通信可能な状態である準正常状態と、前記準正常状態中に検出され、異常を起こしていて前記制御情報を通信不能な状態である異常状態と、を前記複数の通信回線毎に検出するように構成されている異常検出部をさらに備え、
前記異常検出部は、前記メイン通信回線について前記正常状態を検出するときには前記メイン通信回線で通信される前記メイン制御情報の使用を設定する一方で、前記メイン通信回線について前記準正常状態又は前記異常状態を検出するときには前記サブ通信回線について前記正常状態を検出することを条件として前記サブ通信回線で通信される前記サブ制御情報の使用を設定するように構成されている操舵制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (26件):
3D232CC28
, 3D232CC33
, 3D232CC34
, 3D232CC35
, 3D232CC38
, 3D232DA15
, 3D232DA63
, 3D232DC08
, 3D232DC33
, 3D232DD03
, 3D232DD10
, 3D232EB11
, 3D232EC23
, 3D232GG01
, 3D333CB02
, 3D333CB13
, 3D333CC13
, 3D333CD56
, 3D333CD57
, 3D333CD58
, 3D333CD60
, 3D333CE29
, 3D333CE31
, 3D333CE32
, 3D333CE38
, 3D333CE39
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