特許
J-GLOBAL ID:201803014688201620

車両用チェーンベルト式無段変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人酒井国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-178397
公開番号(公開出願番号):特開2018-044579
出願日: 2016年09月13日
公開日(公表日): 2018年03月22日
要約:
【課題】車両の燃費悪化や駆動トルクの低下を招くことなく、低車速域においてもチェーンベルトがシーブから外れることを安価に抑制可能な車両用チェーンベルト式無段変速機の制御装置を提供すること。【解決手段】本発明の一実施形態である車両用チェーンベルト式無段変速機の制御装置7は、油圧センサ72によって検出された油圧の大きさが第1の所定値以上である場合、チェーンベルト335の弦部335eを押圧することにより、油圧の大きさが第1の所定値であるときのチェーンベルト335の周長方向の伸び量ΔL以上、チェーンベルト335の軌道長を長くする。これにより、車両の燃費悪化や駆動トルクの低下を招くことなく、低車速域においてもチェーンベルト335がシーブから外れることを安価に抑制できる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
入力軸に固定された第1固定シーブ及び該入力軸に相対回転不能、且つ、軸線方向に移動可能に設けられた第1可動シーブを有するプライマリプーリと、出力軸に固定された第2固定シーブ及び該出力軸に相対回転不能、且つ、軸線方向に移動可能に設けられた第2可動シーブを有するセカンダリプーリと、前記プライマリプーリと前記セカンダリプーリとに巻き掛けられたチェーンベルトと、を備え、各プーリに対するチェーンベルトの巻き掛け半径を連続的に変化させることにより、前記入力軸側の駆動トルクを無段階に変速して前記出力軸側に出力する車両用チェーンベルト式無段変速機の制御装置であって、 前記第2可動シーブを軸線方向に移動させる油圧の大きさを検出する油圧センサと、 前記チェーンベルトのうち、前記プライマリプーリ及び前記セカンダリプーリに巻き掛けられていない弦部に対向配置されたヘッドと、前記弦部を押圧する方向に前記ヘッドを移動可能なアクチュエータと、を有し、前記チェーンベルトが所定量以上伸びる場合にのみ、前記弦部を押圧するテンショナ機構と、 前記油圧センサによって検出された前記油圧の大きさが第1の所定値以上である場合、前記アクチュエータを作動させることによって前記弦部を押圧することにより、各プーリに対するチェーンベルトの巻き掛け半径を維持しつつ、前記油圧の大きさが第1の所定値であるときの前記チェーンベルトの周長方向の伸び量以上、前記チェーンベルトの軌道長を長くする制御部と、 を備えることを特徴とする車両用チェーンベルト式無段変速機の制御装置。
IPC (1件):
F16H 9/24
FI (1件):
F16H9/24
Fターム (7件):
3J050AA08 ,  3J050BA03 ,  3J050BB13 ,  3J050CC08 ,  3J050CC09 ,  3J050CE07 ,  3J050DA01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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