特許
J-GLOBAL ID:201803014765371690
超音波診断装置、及び超音波信号処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 ナカジマ知的財産綜合事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016079831
公開番号(公開出願番号):WO2017-061560
出願日: 2016年10月06日
公開日(公表日): 2017年04月13日
要約:
超音波診断装置は、被検体中に特定部位を設定し、複数の振動子101aにプッシュパルスppを送信させるプッシュパルス発生部104と、被検体中の関心領域roi外に集束し関心領域roiを通過する検出波パルスpwiを複数回送信させる検出波パルス発生部105と、複数回の検出波パルスpwiの各々に対応して関心領域roi内の複数の観測点Pijに対する音響線信号を生成して、音響線信号フレームデータdsiのシーケンスから関心領域roi内の組織の変位を検出する変位検出部109と、せん断波の波面位置を表した波面フレームデータwfiのシーケンスを生成し、これに基づき関心領域roi内のせん断波の伝播速度、又は、弾性率のフレームデータemkを算出する弾性率算出部110とを備えた。
請求項(抜粋):
複数の振動子が列設されたプローブが接続可能に構成されており、前記プローブに被検体内の特定部位に集束するプッシュパルスを送信させ、当該プッシュパルスの音響放射圧により生じたせん断波の伝播速度を検出する超音波診断装置であって、
操作入力を受付ける操作入力部と、
前記操作入力に基づき被検体内の解析対象範囲を表す関心領域を設定する関心領域設定部と、
被検体中に前記特定部位を設定し、前記複数の振動子に前記プッシュパルスを送信させるプッシュパルス発生部と、
前記プッシュパルスに続き、前記複数の振動子の一部又は全部に被検体中の前記関心領域外に集束し当該関心領域を通過する検出波パルスを複数回送信させる検出波パルス発生部と、
前記複数回の検出波パルスの各々に対応して前記複数の振動子において時系列に受信された被検体組織からの反射検出波に基づき、前記関心領域内の複数の観測点に対する音響線信号を生成して音響線信号フレームデータのシーケンスを生成する受信ビームフォーマ部と、
前記音響線信号フレームデータのシーケンスから、前記関心領域内の組織の変位を検出し、前記複数回の検出波パルスのそれぞれに対応する時間軸上の複数時点におけるせん断波の波面位置を表した波面フレームデータのシーケンスを生成し、複数の前記波面フレームデータ間の波面位置の変化量と時間間隔とに基づき、前記関心領域内のせん断波の伝播速度、又は、弾性率のフレームデータを算出する弾性率算出部とを備えた
超音波診断装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (12件):
4C601DD19
, 4C601DD23
, 4C601EE04
, 4C601EE08
, 4C601GB04
, 4C601HH02
, 4C601HH14
, 4C601HH21
, 4C601HH22
, 4C601JB01
, 4C601JB34
, 4C601JC37
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