特許
J-GLOBAL ID:201803014905220302

異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-031973
公開番号(公開出願番号):特開2018-137944
出願日: 2017年02月23日
公開日(公表日): 2018年08月30日
要約:
【課題】プリチャージ回路によるコンデンサの充電が正常になされたことを診断した後、双方向電源リレーの故障を診断可能な異常診断装置を提供する。【解決手段】第1ステップでは、異常診断装置は、第1リレー及び第2リレーがOFF、プリチャージ回路の動作がONに操作された状態で、プリチャージ電圧検出回路の検出値に基づいて、プリチャージ電圧の不足、又は、コンデンサの電極間ショート故障を診断する。第1ステップでの正常判定後の第2ステップでは、異常診断装置は、第1リレー、第2リレー、及び、プリチャージ回路の動作がOFFに操作された状態で、プリチャージ電圧検出回路の検出値又はリレー間電圧検出回路の検出値に基づいて、プリチャージ経路の断線故障を診断する。第2ステップでの正常判定後のリレー故障診断ステップ(第3〜第5ステップ)では、異常診断装置は、第1リレー又は第2リレーのショート故障及びオープン故障を診断する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
直流電源(15)の正極と電力変換器(70)とを接続する電源線(Lp)の途中に、前記電力変換器側から前記直流電源側への電流を許容する還流ダイオードを有するスイッチング素子である第1リレー(21)が前記直流電源側に、前記直流電源側から前記電力変換器側への電流を許容する還流ダイオードを有するスイッチング素子である第2リレー(22)が前記電力変換器側に直列接続され、且つ、前記電力変換器の入力電圧を平滑化するコンデンサ(24)の高電位側電極(25)が、前記電源線の前記第2リレーと前記電力変換器との間、又は、前記第1リレーと前記第2リレーとの間に接続された電源入力回路(201、202)に用いられる異常診断装置であって、 回路動作により所望のプリチャージ電圧(Vp)を生成可能であり、プリチャージ経路(36、37)を経由して前記コンデンサの高電位側電極に接続され、前記直流電源と前記コンデンサの高電位側電極との間の経路が遮断された状態で前記コンデンサの高電位側電極にプリチャージ電圧を印加し前記コンデンサを充電するプリチャージ回路(30)と、 前記プリチャージ回路が出力したプリチャージ電圧を検出するプリチャージ電圧検出回路(40)と、 前記第1リレーと前記第2リレーとの間の前記電源線の電圧であるリレー間電圧(Vm)を検出するリレー間電圧検出回路(50)と、 前記プリチャージ電圧検出回路の検出値及び前記リレー間電圧検出回路の検出値に基づいて、所定の故障モードについての異常を判定する判定部(65)と、 を備え、 前記第1リレー及び前記第2リレーがOFF、前記プリチャージ回路の動作がONに操作された状態で、前記プリチャージ電圧検出回路の検出値に基づいて、前記プリチャージ電圧の不足、又は、前記コンデンサの電極間ショート故障を診断する第1ステップと、 前記第1ステップでの正常判定後、前記第1リレー、前記第2リレー、及び、前記プリチャージ回路の動作がOFFに操作された状態で、前記プリチャージ電圧検出回路の検出値又は前記リレー間電圧検出回路の検出値に基づいて、前記プリチャージ経路の断線故障を診断する第2ステップと、 前記第2ステップでの正常判定後、前記第1リレー又は前記第2リレーのショート故障及びオープン故障を診断するリレー故障診断ステップと、 を実施する異常診断装置。
IPC (1件):
H02P 29/024
FI (1件):
H02P29/024
Fターム (11件):
5H501AA20 ,  5H501BB08 ,  5H501CC04 ,  5H501DD08 ,  5H501GG05 ,  5H501HA05 ,  5H501HA08 ,  5H501HB07 ,  5H501LL23 ,  5H501LL32 ,  5H501LL52

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