特許
J-GLOBAL ID:201803014942808557

液体吐出管構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉本 勝徳 ,  岡田 充浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-121458
公開番号(公開出願番号):特開2017-225908
出願日: 2016年06月20日
公開日(公表日): 2017年12月28日
要約:
【課題】回転を伴わない研磨装置の研磨材及び金属材料をより効率よく冷却することができる液体吐出管構造体を提供する。【解決手段】液体吐出管構造体1に、導入口部12及び吐出口部13に対しそれぞれ連通する本体部11内に並設した一対の筒状空間114L,114Rと、各筒状空間114L,114R内において互いに逆向きの高速旋回流を発生させる螺旋羽根を備えた螺旋羽根本体14L,14Rと、各螺旋羽根本体14L,14Rにより互いに逆向きの高速旋回流を発生させたクーラント液からファインバブルを生成するフリップフロップ現象発生用軸体15L,15Rとを備える。各筒状空間114L,114Rからの互いに逆向きの高速旋回流を発生させたクーラント液同士を互いに向き合う方向から正面衝突させて高速旋回流同士の旋回方向を相殺し、左回りの高速旋回流が封印された無旋回状態のナチュラルなクーラント液を研磨材及び金属材料に吐出する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ポンプから送り出された液体に高速旋回流を発生させ、この高速旋回流によりファインバブルが生成された液体を対象物に対し吐出する液体吐出管構造体であって、 本体部と、この本体部の一端に開設され、前記ポンプから送り出された液体を導入する導入口部と、前記本体部の他端に開設され、前記対象物に向けて液体を吐出する吐出口部と、前記本体部内に並設され、前記導入口部及び前記吐出口部に対しそれぞれ連通する一対の筒状空間と、この各筒状空間における前記導入口部寄りにそれぞれ内蔵され、前記導入口部から導入された液体に対し前記各筒状空間内において互いに逆向きの高速旋回流を発生させる螺旋羽根を外周に備えた螺旋羽根本体と、前記各筒状空間における前記吐出口部寄りにそれぞれ内蔵され、前記各螺旋羽根本体により互いに逆向きの高速旋回流を発生させた液体からファインバブルを生成するように軸部の外周面に多数の菱形凸部が所定の規則性を以って形成されたフリップフロップ現象発生用軸体とを備えており、 前記吐出口部に対しそれぞれ連通する前記各筒状空間の吐出口部側の吐出側連通部は、その各筒状空間の吐出側端に対し当該各筒状空間からの互いに逆向きの高速旋回流を発生させた液体同士が互いに向き合う方向から正面衝突するように両端をそれぞれ連結する半円弧状の吐出側半円弧状円管と、この吐出側半円弧状円管の最外方端に位置する中間部と前記吐出口部との間に連結され、当該吐出側半円弧状円管において互いに逆向きの高速旋回流同士を正面衝突させた液体を前記吐出口部に導く吐出側直管とを備えていることを特徴とする液体吐出管構造体。
IPC (2件):
B05B 1/34 ,  B23Q 11/10
FI (2件):
B05B1/34 101 ,  B23Q11/10 E
Fターム (6件):
3C011EE02 ,  3C011EE09 ,  4F033AA04 ,  4F033AA05 ,  4F033BA03 ,  4F033KA00

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