特許
J-GLOBAL ID:201803015123996332

二重化監視制御システムのリモートI/Oユニット、及びその保守方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 正則
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-127953
公開番号(公開出願番号):特開2015-002546
特許番号:特許第6273102号
出願日: 2013年06月18日
公開日(公表日): 2015年01月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 二重化監視制御システムのリモートI/Oユニットであって、 前記二重化監視制御システムは、何れかがマスタ局となる2つのコントローラと、当該コントローラの子局となる複数のリモートI/Oユニットと、を備え、前記コントローラと前記複数のリモートI/Oユニットとは、二重化されたリモートI/Oネットワークを構成し、 前記リモートI/Oユニットは、自身に備える各モジュールの供給電源を生成する二重化された電源モジュールと、当該電源モジュールと当該各モジュールとを接続する電源バスと、2ポートイーサネット(登録商標)と、を備え、前記ネットワークの子局として、その他の子局及び前記コントローラとの通信を行う伝送モジュールと、前記コントローラが監視制御する入出力機器とのインタフェースを行うI/Oモジュールと、前記電源モジュールが故障、又は、保守する場合に使用される外部バックアップ電源と、 を備え、 前記伝送モジュールは、前記2ポートイーサネット(登録商標)の通信処理を行う基板内部回路部と、前記基板内部回路部の供給電源を、前記電源モジュール、又は、前記外部バックアップ電源の何れかを選択する電源制御部と、 さらに、当該伝送モジュールの前面パネルに固定され、前記外部バックアップ電源を供給するためのUSBコネクタと、前記電源モジュールから前記基板内部回路部に供給される電源出力を開閉する第1のスイッチと、前記外部バックアップ電源から前記USBコネクタを介して前記基板内部回路部に供給される電源出力を開閉する第2のスイッチと、前記伝送モジュールの前記前面パネルに固定され、前記電源モジュールの電源出力端と前記第1のスイッチの一方の入力端との接続を開閉する第3のスイッチと、 を備え、 前記電源制御部は、前記第3のスイッチの出力端と前記第1のスイッチの前記一方の入力端との間の電圧を監視することにより前記電源モジュールからの供給電圧を監視する電圧監視部と、当該電圧監視部が、当該供給電圧が予め定める監視電圧以下となったことを検出した場合、前記第1のスイッチを開とし、前記第2のスイッチを閉として前記基板内部回路部の供給電源を前記外部バックアップ電源に切替え、前記電源モジュールからの供給電圧が、前記基板内部回路部の動作が可能となる動作電圧以上に回復したことを検出した場合、前記第1のスイッチを閉とし、前記第2のスイッチを開として前記基板内部回路部の供給電源を前記電源モジュールに復帰させるように制御する電源切替え制御部と、を備え、 前記伝送モジュールの保守点検時には、前記第3のスイッチを操作して、前記電源モジュールから前記伝送モジュールへの供給電圧を遮断し、前記外部バックアップ電源を、前記USBコネクタを介して前記伝送モジュールに供給するようにしたことを特徴とする二重化監視制御システムのリモートI/Oユニット。
IPC (1件):
H04L 12/42 ( 200 6.01)
FI (1件):
H04L 12/42 M
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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