特許
J-GLOBAL ID:201803015224462088

拭き取り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田村 敬二郎 ,  小林 研一
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016087869
公開番号(公開出願番号):WO2017-119278
出願日: 2016年12月20日
公開日(公表日): 2017年07月13日
要約:
小型で部品点数が少ないにもかかわらず、光学面の拭き残りを抑えて効率的な拭き取りを行える拭き取り装置を提供する。第1フォロワ部材が、回転リングのカム部に係合することによって、第1の位相から第2の位相へと回動したときは、第1フォロワ部材から拭き取り部材に伝達されたトルクにより、拭き取り部材がガラス平板上を摺動し、更に摺動した拭き取り部材から第2フォロワ部材にトルクを伝達することで、第2フォロワ部材が第1の位相から第2の位相へと回動し、これにより拭き取り部材は、ガラス平板の他方の側の周囲へと移動し、第2フォロワ部材が、カム部に係合することによって、第2の位相から第1の位相へと回動したときは、第2フォロワ部材から拭き取り部材に伝達されたトルクにより、拭き取り部材がガラス平板上を摺動し、更に摺動した拭き取り部材から第1フォロワ部材にトルクを伝達することで、第1フォロワ部材が第2の位相から第1の位相へと回動し、これにより拭き取り部材は、ガラス平板の一方の側の周囲へと移動する。
請求項(抜粋):
光学面を保持する鏡筒と、 カム部を有し、駆動源に連結されて前記鏡筒に対して所定方向に回転する回転部材と、 前記鏡筒に設けられ、前記回転部材の回転に応じて、時間差をおいて前記カム部に係合し,その後離脱する第1フォロワ部材及び第2フォロワ部材と、 前記第1フォロワ部材と前記第2フォロワ部材とに連結され、前記第1フォロワ部材と前記第2フォロワ部材との間における前記光学面上を摺動する拭き取り部材、とを有し、 前記第1フォロワ部材は前記カム部と係合することにより、第1の位相から第2の位相へと回動し、前記第2フォロワ部材は、前記カム部と係合することにより、第2の位相から第1の位相へと回動するようになっており、 前記第1フォロワ部材が前記第1位相であり、且つ前記第2フォロワ部材が第1位相であるときは、前記拭き取り部材は自身の弾性力により、前記光学面の一方の側の周囲に沿って延在し、前記第1フォロワ部材が前記第2位相であり、且つ前記第2フォロワ部材が第2位相であるときは、前記拭き取り部材は自身の弾性力により、前記光学面の他方の側の周囲に沿って延在し、 前記第1フォロワ部材が、前記カム部に係合することによって、前記第1の位相から前記第2の位相へと回動したときは、前記第1フォロワ部材から前記拭き取り部材に伝達されたトルクにより、前記拭き取り部材が変形しつつ前記光学面上を摺動し、更に摺動した前記拭き取り部材から前記第2フォロワ部材にトルクを伝達することで、前記第2フォロワ部材が前記第1の位相から前記第2の位相へと回動し、これにより前記拭き取り部材は、前記光学面の前記一方の側の周囲から前記他方の側の周囲へと移動し、 前記第2フォロワ部材が、前記カム部に係合することによって、前記第2の位相から前記第1の位相へと回動したときは、前記第2フォロワ部材から前記拭き取り部材に伝達されたトルクにより、前記拭き取り部材が変形しつつ前記光学面上を摺動し、更に摺動した前記拭き取り部材から前記第1フォロワ部材にトルクを伝達することで、前記第1フォロワ部材が前記第2の位相から前記第1の位相へと回動し、これにより前記拭き取り部材は、前記光学面の前記他方の側の周囲から前記一方の側の周囲へと移動する拭き取り装置。
IPC (4件):
G03B 17/02 ,  G03B 17/08 ,  G02B 7/02 ,  G03B 15/00
FI (4件):
G03B17/02 ,  G03B17/08 ,  G02B7/02 E ,  G03B15/00 S
Fターム (4件):
2H044AE01 ,  2H100CC04 ,  2H100EE06 ,  2H101CC01

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