特許
J-GLOBAL ID:201803015267785999

心臓弁の修復および置換

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 村山 靖彦 ,  実広 信哉 ,  阿部 達彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-096010
公開番号(公開出願番号):特開2018-126602
出願日: 2018年05月18日
公開日(公表日): 2018年08月16日
要約:
【課題】生体弁の修復または置換を補助するための装置に関し、特に僧帽弁および三尖弁などの心臓弁に適する装置を提供することを目的とする。【解決手段】材料ループが弁の弁輪または弁尖の少なくとも一部分に接触するように構成された、心臓弁に対して手技を実施するための装置および方法が開示される。複数のアンカが、ループの周囲に分配され、前方へと弁輪または弁尖内に植え込まれるように構成される。アンカは、後方への引抜きに抵抗するように構成される。複数のリンク部材が、材料ループに固着され、各リンク部材の少なくとも一部分が、リンク部材がスロットに対して摺動し得るように、各アンカのスロットに貫通する。次いで、アンカは弁輪または弁尖に植え込まれる。次いで、ループは、置換弁を保持するために、または弁輪を締め上げるために使用され得る。複数の特に有利なアンカ構成もまた開示される。【選択図】図56B
請求項(抜粋):
心臓の組織に材料ループを固着するための装置であって、 第2のセクションの正面に配置された第1のセクションおよび前記第2のセクションを備える円筒状内空部を有する、開口前方端部を有するハウジングと、 先鋭の前方端部および後方端部を有し、円筒状に湾曲した外方表面を有する第1の材料パネル、円筒状に湾曲した外方表面を有する第2の材料パネル、および前後方向に延在した前記第1の材料パネルと前記第2の材料パネルとの間に配設されるスロットを有する、前記円筒状内空部の前記第1のセクションに配設されたアンカであって、前記アンカの前記前方端部は、前方へと前記組織内に植え込まれるように構成され、前記アンカは、植込み後に、後方への前記組織からの引抜きに抵抗するように構成される、アンカと、 圧縮状態で前記円筒状内空部の第2の部分に配設されたばねと、 (a)作動される前に前記ばねが前記圧縮状態から拡張するのを防止し、(b)作動時に前記ばねが前記圧縮状態から拡張するのを可能にするように構成されたアクチュエータと、 を備え、 前記ハウジング、前記ばね、前記アンカ、および前記アクチュエータは、前記アクチュエータが作動された場合に、前記ばねが前記第1のセクション内に拡張し前方に前記アンカを押すことにより、前記アンカの少なくとも一部分をハウジングの前方端部から出すように構成され、前記ばねは、前記組織内に前記アンカを植え込むのに十分な力で前記アンカを押す、装置。
IPC (1件):
A61F 2/24
FI (1件):
A61F2/24
Fターム (2件):
4C097AA27 ,  4C097BB04
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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