特許
J-GLOBAL ID:201803015645082713

テトラフルオロエチレン共重合体水性分散液の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 棚井 澄雄 ,  鈴木 三義 ,  柳井 則子
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016085622
公開番号(公開出願番号):WO2017-094801
出願日: 2016年11月30日
公開日(公表日): 2017年06月08日
要約:
機械的応力に対する安定性に優れるテトラフルオロエチレン共重合体含有水性分散液の製造方法の提供。 テトラフルオロエチレン(TFE)と(パーフルオロアルキル)エチレンとを、水性媒体中にて、重合開始剤を用いて、含フッ素乳化剤の存在下に重合反応させて固形分濃度10〜45質量%である水性乳化液を得る重合工程と、該水性乳化液にR1-O-A-H(R1は炭素数8〜18のアルキル基、Aはポリオキシアルキレン鎖)で表される非イオン性界面活性剤を添加し、固形分濃度50〜70%に濃縮して水性分散液を得る濃縮工程を有し、重合工程において、重合反応容器にTFEを連続的または断続的に供給し、重合反応に使用するTFEの全質量の10〜95質量%を供給した時点で連鎖移動剤を添加することを特徴とする、テトラフルオロエチレン共重合体を含有する水性分散液の製造方法。
請求項(抜粋):
テトラフルオロエチレンと下式(1)で表わされる(パーフルオロアルキル)エチレンとを、水性媒体中にて、重合開始剤を用いて、含フッ素乳化剤の存在下に重合反応させて固形分濃度10〜45質量%である、テトラフルオロエチレン共重合体の粒子が分散された水性乳化液を得る重合工程と、 該水性乳化液に下式(2)で表される非イオン性界面活性剤を添加し、固形分濃度50〜70%に濃縮して水性分散液を得る濃縮工程を有し、 前記重合工程において、重合反応容器にテトラフルオロエチレンを連続的または断続的に供給し、重合反応に使用するテトラフルオロエチレンの全質量の10〜95質量%を供給した時点で連鎖移動剤を添加することを特徴とする、テトラフルオロエチレン共重合体を含有する水性分散液の製造方法。 CH2=CH-Rf ・・・(1) [式(1)中のRfは、炭素数が1〜7のパーフルオロアルキル基を表す。] R1-O-A-H ・・・(2) [式中、R1は炭素数8〜18のアルキル基であり、Aはオキシエチレン基の平均繰り返し数5〜20およびオキシプロピレン基の平均繰り返し数0〜2より構成されるポリオキシアルキレン鎖である。]
IPC (2件):
C08F 214/26 ,  C08F 2/38
FI (2件):
C08F214/26 ,  C08F2/38
Fターム (17件):
4J011AA05 ,  4J011KA02 ,  4J011KB08 ,  4J011NA20 ,  4J011NA28 ,  4J011NB04 ,  4J100AC22Q ,  4J100AC26P ,  4J100BB18Q ,  4J100CA04 ,  4J100DA15 ,  4J100DA36 ,  4J100EA06 ,  4J100EA09 ,  4J100FA03 ,  4J100FA04 ,  4J100FA20

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