特許
J-GLOBAL ID:201803015792190742

鍵盤楽器のストローク調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 友雄 ,  毛利 弘人 ,  新井 孝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-189541
公開番号(公開出願番号):特開2018-054802
出願日: 2016年09月28日
公開日(公表日): 2018年04月05日
要約:
【課題】鍵盤楽器の良好な外観を保ちながら、押鍵ストローク及びハンマーストロークをきめ細かく調整することができることにより、演奏時における弱音のコントロール性を十分に得ることができるとともに、ダイナミックレンジをより一層広げることができる鍵盤楽器のストローク調整装置を提供する。【解決手段】複数の鍵7aの押鍵ストローク及び複数のハンマー27のハンマーストロークを調整する鍵盤楽器のストローク調整装置40であって、鍵盤枕19を、所定の基準高さと押上げ高さとの間で昇降するための鍵盤枕昇降機構41と、鍵7aと同様に構成されるとともに、鍵盤7の側方に隣接した状態に配置され、鍵盤枕昇降機構41を駆動するために前端部が押し下げ操作されるストローク調整キー10と、このストローク調整キー10の操作に伴って生じる動力を鍵盤枕昇降機構41に伝達する動力伝達機構43と、を備えている。【選択図】図7
請求項(抜粋):
各々が前後方向に延びかつ長さ方向の中央付近に設けられた支点を中心として揺動自在に構成され、互いに左右方向に並設された複数の鍵を有する鍵盤と、前記複数の鍵の各々の上面に、前記支点よりも後ろ側に載置され、対応する鍵の押鍵に連動する複数のアクションと、これらのアクションごとに設けられ、対応するアクションに連動して回動することにより、張設された弦を打弦する複数のハンマーと、を備えた鍵盤楽器において、前記鍵盤の左右方向に沿って延び、離鍵状態における前記複数の鍵の後端部が載置された鍵盤枕を、所定高さに調整することにより、前記複数の鍵の押鍵ストローク及び前記複数のハンマーのハンマーストロークを調整する鍵盤楽器のストローク調整装置であって、 前記鍵盤枕を、所定の基準高さと、これよりも高い押上げ高さとの間で昇降するための鍵盤枕昇降機構と、 前記鍵と同様に構成されるとともに、前記鍵盤の側方に隣接した状態に配置され、前記鍵盤枕昇降機構を駆動するために前端部が押し下げ操作される操作用鍵と、 この操作用鍵の操作に伴って生じる動力を前記鍵盤枕昇降機構に伝達する動力伝達機構と、 を備えていることを特徴とする鍵盤楽器のストローク調整装置。
IPC (1件):
G10C 3/16
FI (1件):
G10C3/16 160

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