特許
J-GLOBAL ID:201803015801244990
蒸気タービン設備
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
松沼 泰史
, 伊藤 英輔
, 橋本 宏之
, 古都 智
, 鎌田 康一郎
, 長谷川 太一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-107714
公開番号(公開出願番号):特開2018-150941
出願日: 2018年06月05日
公開日(公表日): 2018年09月27日
要約:
【課題】蒸気タービンで、ロータを回転可能に支持する軸受装置にかかる荷重が偏荷重になることを抑える。【解決手段】蒸気タービンと蒸気弁と制御装置50とを備える。蒸気タービンのケーシングには、蒸気が流入するノズル室として、軸線Arを中心とした周方向に並ぶ4つのノズル室22が形成されている。4つのノズル室22のうち、第一ノズル室22Aと第四ノズル室22Dとが軸線よりも上側に配置され、第二ノズル室22Bと第三ノズル室22Cとが軸線よりも下側に配置され、且つ第一ノズル室22Aと第二ノズル室22Bとが軸線よりも横方向の一方側に配置され、第三ノズル室22Cと第四ノズル室22Dとが軸線よりも横方向の他方側に配置されている。制御装置50は、第三蒸気弁47C及び第四蒸気弁47Dに対して、弁開度を示す弁開度指令を出力し、第一蒸気弁47A及び第二蒸気弁47Bに対して、大きな弁開度を示す弁開度指令を出力する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
軸線を中心として回転するロータ、及び前記ロータを回転可能に覆うケーシングを有する蒸気タービンと、
前記蒸気タービンへの流入蒸気量を調節する蒸気弁と、
前記蒸気弁を制御する制御装置と、を備え、
前記ケーシングには、蒸気が流入するノズル室として、前記軸線を中心とした周方向に並ぶ4つのノズル室が形成され、
4つのノズル室のうち、第一ノズル室と第四ノズル室とが前記軸線よりも上側に配置され、第二ノズル室と第三ノズル室とが前記軸線よりも下側に配置され、且つ前記第一ノズル室と前記第二ノズル室とが前記軸線よりも前記軸線に垂直な横方向の一方側に配置され、前記第三ノズル室と前記第四ノズル室とが前記軸線よりも前記横方向の他方側に配置され、
前記蒸気弁として、前記第一ノズル室への流入蒸気量を調節する第一蒸気弁と、第二ノズル室への流入蒸気量を調節する第二蒸気弁と、前記第三ノズル室への流入蒸気量を調節する第三蒸気弁と、第四ノズル室への流入蒸気量を調節する第四蒸気弁と、を有し、
前記制御装置は、前記蒸気タービンの出力を定格出力未満の所定出力にする場合に、前記第三蒸気弁、及び前記第四蒸気弁に対して、弁開度を示す弁開度指令を出力し、前記第一蒸気弁、及び前記第二蒸気弁に対して、前記第三蒸気弁の弁開度及び前記第四蒸気弁の弁開度よりも大きな弁開度を示す弁開度指令を出力し、
前記ロータは、前記軸線よりも上側で、前記横方向の前記他方側に回転するよう構成されている、
蒸気タービン設備。
IPC (3件):
F01D 17/10
, F01D 25/16
, F01D 25/00
FI (5件):
F01D17/10 G
, F01D17/10 C
, F01D17/10 L
, F01D25/16 A
, F01D25/00 V
Fターム (10件):
3G071AA02
, 3G071BA09
, 3G071BA12
, 3G071BA25
, 3G071CA08
, 3G071DA05
, 3G071FA01
, 3G071FA07
, 3G071HA04
, 3G071JA05
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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