特許
J-GLOBAL ID:201803015966966397

レジンコンクリートの劣化評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 谷・阿部特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-118960
公開番号(公開出願番号):特開2017-223545
出願日: 2016年06月15日
公開日(公表日): 2017年12月21日
要約:
【課題】本発明の目的は、従来の方法よりも微量のサンプルで、レジンコンクリート製品の劣化を評価する方法を提供することである。【解決手段】本発明は、レジンコンクリート製品の劣化の評価方法に関し、この方法は(a)レジンコンクリート試験片を加速劣化試験により劣化させる工程、(b)劣化試験片の機械強度を測定する工程と、(c)劣化試験片の樹脂材料の分解物成分の濃度をイオンクロマトグラフ法から得る工程と、(d)(b)と(c)で得られた、分解物の濃度と機械強度の間で検量線を作成する工程と、(e)イオンクロマトグラフ法から使用済みレジンコンクリート製品の樹脂材料の分解物の濃度を得る工程と、(f)(e)の分解物の濃度と、(d)の検量線から、使用済みレジンコンクリート製品の機械強度を求め、劣化を評価する工程を含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
レジンコンクリート製品の劣化の評価方法であって、 (a)測定対象のレジンコンクリート製品と同じ材料のレジンコンクリート試験片を、加速劣化試験により劣化させる工程と、 (b)劣化させたレジンコンクリート試験片の機械強度を測定する工程と、 (c)劣化されたレジンコンクリート試験片の樹脂材料の成分をイオンクロマトグラフ法により分析する工程であって、劣化されたレジンコンクリート試験片から、前記樹脂材料の分解物を含む加速劣化試験サンプルを調製して、イオンクロマトグラフ法により前記分解物の濃度を得る工程と、 (d)工程(b)で得られた機械強度と、工程(c)で得られた、前記樹脂材料の分解物の濃度との間で、検量線を作成する工程と、 (e)長期間使用した使用済みレジンコンクリート製品から、試験サンプルを調製し、イオンクロマトグラフ法により使用済みレジンコンクリ-ト製品の樹脂材料の分解物を分析して、前記使用済みレジンコンクリート製品の樹脂材料の分解物の濃度を得る工程と、 (f)工程(e)で得られた使用済みレジンコンクリート製品の樹脂材料の分解物の濃度と、工程(d)の検量線から、使用済みレジンコンクリート製品の機械強度を求め、得られた使用済みレジンコンクリート製品の機械強度から、劣化を評価する工程 を含むレジンコンクリート製品の劣化の評価方法。
IPC (5件):
G01N 30/88 ,  C08L 67/06 ,  G01N 30/06 ,  G01N 33/38 ,  G01N 33/44
FI (5件):
G01N30/88 C ,  C08L67/06 ,  G01N30/06 Z ,  G01N33/38 ,  G01N33/44
Fターム (6件):
4J002CF211 ,  4J002DE236 ,  4J002DM006 ,  4J002FD016 ,  4J002GL00 ,  4J002GL02

前のページに戻る