特許
J-GLOBAL ID:201803016457689470

撮像装置、画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016061511
公開番号(公開出願番号):WO2016-167188
出願日: 2016年04月08日
公開日(公表日): 2016年10月20日
要約:
本発明は、光学系の光学特性と光学伝達関数に基づく復元処理との組み合わせの最適化を行って、焦点距離が可変な光学系を使って撮影された画像の画質を改善する撮像装置、画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記録媒体を提供する。本発明の態様では、光学系は焦点距離が可変であり、広角端における全画角が90度を超える。また光学系は、光学系の結像面の中心からの距離が対象画像を出力する撮像素子の撮像面の対角線の2分の1の長さの80%以上且つ95%未満を示す結像面上の領域において評価波長を使って取得されるMTFの値が30%以下になる空間周波数が、光学系の望遠端よりも広角端の方が高い。鮮鋭化処理部41は、対象画像を撮影した際の光学系の焦点距離F、広角端の焦点距離Fw及び望遠端の焦点距離FtがF≧√(Fw×Ft)を満たす場合に、鮮鋭化処理として光学系の光学伝達関数に基づく復元処理を行う。
請求項(抜粋):
光学系と、 前記光学系を介して撮影光を受光して対象画像を出力する撮像素子と、 前記対象画像を撮影した際の前記光学系の情報を示す光学撮影条件に応じて前記対象画像の鮮鋭化処理を行う鮮鋭化処理部とを備え、 前記光学系は焦点距離が可変であり、 前記光学系は広角端における全画角が90度を超え、且つ 前記光学系は、前記光学系の結像面の中心からの距離が前記撮像素子の撮像面の対角線の2分の1の長さの80%以上且つ95%未満を示す前記結像面上の領域において、435.83nmの波長成分、546.07nmの波長成分及び656.27nmの波長成分を含む評価波長を使って取得されるMTFの値が30%以下になる空間周波数が、前記光学系の望遠端よりも前記広角端の方が高く、 前記鮮鋭化処理部は、前記対象画像を撮影した際の前記光学系の前記焦点距離をFで表し、前記光学系の前記広角端の前記焦点距離をFwで表し、前記光学系の前記望遠端の前記焦点距離をFtで表し、F≧√(Fw×Ft)によって表される条件が満たされるか否かを前記光学撮影条件に基づいて判定し、F≧√(Fw×Ft)によって表される条件が満たされる場合に、前記鮮鋭化処理として前記光学系の光学伝達関数に基づく復元処理を行う撮像装置。
IPC (4件):
H04N 5/232 ,  G06T 5/00 ,  G03B 17/14 ,  G03B 15/00
FI (5件):
H04N5/232 290 ,  H04N5/232 030 ,  G06T5/00 700 ,  G03B17/14 ,  G03B15/00 S
Fターム (18件):
2H101EE08 ,  5B057BA02 ,  5B057CA12 ,  5B057CB12 ,  5B057CC01 ,  5B057CE01 ,  5B057DB02 ,  5B057DC03 ,  5B057DC08 ,  5C122DA11 ,  5C122EA19 ,  5C122EA31 ,  5C122FB04 ,  5C122FE02 ,  5C122FH03 ,  5C122HB01 ,  5C122HB09 ,  5C122HB10

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