特許
J-GLOBAL ID:201803016485138241

直流距離保護コントローラの改善またはこれに関連する改善

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 荒川 聡志 ,  小倉 博 ,  田中 拓人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-517511
公開番号(公開出願番号):特表2018-535633
出願日: 2016年09月29日
公開日(公表日): 2018年11月29日
要約:
DC電力ネットワークの分野では、保護コントローラ(10)が使用中に動作可能に関連付けられる第1の端子(14)と、DC電力ネットワーク(22)内の第1の端子(14)と第2の端子(20)との間にあるDC電力伝送導管(18)に沿った設定点(16)との間に延在する保護ゾーン(12)内の故障(60)を特定するためのDC距離保護コントローラ(10)が提供される。保護コントローラ(10)は、(i)第1の端子(14)におけるDC電力伝送導管(18)の測定電圧値(um)および測定電流値(im)をそれぞれのサンプリング対(38)として周期的に取得し、(ii)各サンプリング対(38)について、対応する測定電圧値(um)から故障成分電圧値(Δum)を隔離し、対応する測定電流値(im)から故障成分電流値(Δim)を隔離し、それぞれの対応する隔離対(40)を規定し、(iii)故障成分電圧値および故障成分電流値(Δum、Δim)の各隔離対(40)からDC電力伝送導管(18)に沿った設定点(16)におけるDC電力伝送導管(18)の故障成分動作電圧(Δuop)を計算し、(iv)所与の計算された故障成分動作電圧(Δuop)を、測定電圧値および測定電流値(um、im)のより早いサンプリング対(38)からの履歴測定電圧値(um’)から得られた履歴電圧値(uh)と比較し、(v)所与の計算された故障成分動作電圧(Δuop)が比較される履歴電圧値(uh)より大きい場合、保護ゾーン(12)内の故障(60)を特定する、ようにプログラムされている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
保護コントローラ(10)が使用中に動作可能に関連付けられる第1の端子(14)と、DC電力ネットワーク(22)内の前記第1の端子(14)と第2の端子(20)との間にあるDC電力伝送導管(18)に沿った設定点(16)との間に延在する保護ゾーン(12)内の故障を特定するためのDC距離保護コントローラ(10)であって、 (i)前記第1の端子(14)における前記DC電力伝送導管(18)の測定電圧値および測定電流値をそれぞれのサンプリング対(38)として周期的に取得し、 (ii)各サンプリング対(38)について、前記対応する測定電圧値から故障成分電圧値を隔離し、前記対応する測定電流値から故障成分電流値を隔離し、それぞれの対応する隔離対(40)を規定し、 (iii)故障成分電圧値および故障成分電流値の各隔離対(40)から前記DC電力伝送導管(18)に沿った前記設定点(16)における前記DC電力伝送導管(18)の故障成分動作電圧を計算し、 (iv)所与の計算された故障成分動作電圧を、測定電圧値および測定電流値のより早いサンプリング対(38)からの履歴測定電圧値から得られた履歴電圧値と比較し、 (v)前記所与の計算された故障成分動作電圧が比較される前記履歴電圧値より大きい場合、前記保護ゾーン(12)内の故障を特定する、 ようにプログラムされたDC距離保護コントローラ(10)。
IPC (3件):
H02J 1/00 ,  H02J 3/36 ,  H02H 3/38
FI (3件):
H02J1/00 301D ,  H02J3/36 ,  H02H3/38 P
Fターム (8件):
5G058EE03 ,  5G058EF02 ,  5G058EF03 ,  5G058EG13 ,  5G058EH03 ,  5G066CA09 ,  5G165BB08 ,  5G165CA05

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