特許
J-GLOBAL ID:201803016532410630

弁尖補助装置、ならびにその製造方法および使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  三橋 真二 ,  出野 知 ,  蛯谷 厚志 ,  胡田 尚則 ,  中島 勝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-517776
公開番号(公開出願番号):特表2018-529476
出願日: 2016年10月06日
公開日(公表日): 2018年10月11日
要約:
本願にて記載される態様は、枠と、前記枠に連結され、連結部に蝶番を形成する1又は2以上の補助弁尖とを有する、中央が開口された弁尖補助装置を対象とする。記載される補助弁尖は1又は2以上の剛性領域を有し、当該領域によって、元の弁尖の脱出を低減又は防止するという補助弁尖の機能が容易化されるように構成される。また、他の態様として、斯かる弁装置を作製及び使用する方法等も記載される。【選択図】図15
請求項(抜粋):
枠、および1又は2以上の補助弁尖を含む弁尖補助装置であって、 前記枠は筒状部材の底部で平らな環により二分割された筒状部材で規定された形状を規定し、前記筒状部材は筒状部材中心軸を規定し、第一の端部から前記底部に先細になっており、前記底部で使用時に血液が流れる筒状部材中央開口を規定し、前記筒状部材は、房室弁に隣接する心臓の心房側部にぴたりと合って連結されるように構成され、前記平らな環は、使用時に血液が流れる第二の枠の中央開口を有する環の中心軸を規定し、前記平らな環は、前記筒状部材の中心軸に実質的に直交しかつ共軸であり、前記平らな環は前記筒状部材中央開口の中に延びている内部と筒状部材中央開口から離れて延びている外部を規定し、前記外部は前記房室弁の輪の心室側部に寄りかかるように構成され、 前記1又は2以上の補助弁尖の各補助弁尖は弁尖取り付け領域を含み、前記弁尖取り付け領域は前記平らな環に連結されているか、あるいは前記平らな環に隣接する底部と弁尖取り付け領域に対向する自由縁に連結されているかのいずれかであり、前記各補助弁尖はそれぞれの弁尖取り付け領域を軸にして回転して開位置と閉位置との間で動くように構成され、前記補助弁尖は、閉位置のとき、前記第二の枠の心室側部に隣接しており、前記各補助弁尖は閉位置にあるとき、房室弁尖の心房に面した表面の少なくとも一部を補助するように構成され、前記第二の枠の内部は、前記1又は2以上の補助弁尖が開位置から閉位置に動いているときに前記1又は2以上の補助弁尖のうち少なくとも1つの動きの程度を制限するように構成され、前記各補助弁尖は前記第二の枠の内部の心室側部に接合し、前記各補助弁尖は使用時に補助弁尖自由縁が前記房室弁尖と共に一致して開位置に動き、前記房室弁尖と共に一致して閉位置に動くように構成される、弁尖補助装置。
IPC (1件):
A61F 2/24
FI (1件):
A61F2/24
Fターム (6件):
4C097AA27 ,  4C097BB01 ,  4C097CC01 ,  4C097CC05 ,  4C097CC08 ,  4C097SB01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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