特許
J-GLOBAL ID:201803016597011899

媒体処理装置および媒体処理装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 渡辺 和昭 ,  西田 圭介 ,  仲井 智至
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-187156
公開番号(公開出願番号):特開2015-054728
特許番号:特許第6299123号
出願日: 2013年09月10日
公開日(公表日): 2015年03月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 シート状の媒体を供給する供給部から当該媒体に処理を施す処理位置を経由して排出口に至る搬送路と、前記搬送路から送り込まれる前記媒体の表裏を反転させて当該搬送路に戻す反転用搬送路と、前記搬送路に沿って前記媒体を搬送する搬送機構と、前記反転用搬送路に沿って前記媒体を搬送する反転用搬送ローラーと、前記搬送機構の駆動源となる搬送モーターと、前記反転用搬送ローラーを駆動する反転用搬送モーターと、前記媒体を検出する検出器と、前記搬送モーターおよび前記反転用搬送モーターを駆動制御する制御部と、を有する媒体制御装置において、 前記反転用搬送路は、ループ状であり、前記搬送路の前記供給部と前記処理位置との間に接続されており、 前記搬送機構は、前記反転用搬送路が接続された前記搬送路の接続部と前記処理位置との間で前記媒体を搬送する搬送ローラーを備え、 前記検出器は、前記接続部と前記搬送ローラーとの間で前記媒体を検出し、 前記搬送ローラーは、前記搬送モーターの正方向への駆動により、前記媒体を前記排出口に接近する方向に搬送する第1回転方向に回転し、前記搬送モーターの逆方向の駆動により前記第1回転方向とは逆の第2回転方向に回転し、 前記反転用搬送ローラーは、前記反転用搬送モーターの駆動により前記第2回転方向と同じ回転方向に回転し、 前記制御部は、 前記搬送モーターを逆方向に駆動して前記接続部よりも前記排出口の側に搬送されている前記媒体を前記反転用搬送路に送り込むとともに、前記反転用搬送モーターを駆動して前記搬送ローラーから前記反転用搬送ローラーに前記媒体を受け渡し、その後に、前記反転用搬送ローラーによって前記媒体を前記搬送路に沿って搬送して前記搬送路に送り込むとともに、前記搬送モーターを正方向に駆動して前記反転用搬送ローラーから当該搬送ローラーに前記媒体を受け渡す反転制御部と、 電源投入時および初期化動作時に前記検出器によって前記媒体が検出された場合に、前記反転用搬送モーターを駆動せずに前記搬送モーターを正方向に駆動する排出制御部と、 前記搬送モーターを前記正方向に駆動して前記供給部から供給される前記媒体を第1速度で搬送して前記処理位置に到達させる搬送制御部と、 前記搬送モーターを前記正方向に駆動して前記処理位置に到達した前記媒体を搬送して前記処理位置を通過させ、前記処理位置において前記媒体に前記処理を施して当該媒体を前記接続部よりも前記排出口の側に位置させる印刷制御部と、を備え、 前記排出制御部は、 前記媒体を前記第1速度より遅い第2速度で搬送可能な速度で前記搬送モーターを駆動し、 前記反転用搬送モーターを駆動せずに、前記搬送路に沿った前記媒体の長さ寸法から前記搬送路および前記反転用搬送路に沿った前記搬送ローラーと前記反転用搬送ローラーとの間の離間距離を差し引いた差分距離を搬送可能な搬送時間以上前記搬送モーターを正方向に駆動し、その後は、前記反転用搬送モーターを前記搬送モーターと共に駆動して前記媒体を前記第2速度よりも速い速度で搬送する、 ことを特徴とする媒体処理装置。
IPC (3件):
B65H 5/06 ( 200 6.01) ,  B41J 11/42 ( 200 6.01) ,  B65H 29/58 ( 200 6.01)
FI (3件):
B65H 5/06 J ,  B41J 11/42 ,  B65H 29/58 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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