特許
J-GLOBAL ID:201803016628048966

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人酒井国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-130006
公開番号(公開出願番号):特開2018-001913
出願日: 2016年06月30日
公開日(公表日): 2018年01月11日
要約:
【課題】トレッド部の排水性低下を抑えつつDRY制動性能を向上する。【解決手段】タイヤ1は、タイヤ赤道面に最も近い陸部であるセンター陸部にセンター陸部底上げ部を有し、ショルダー陸部にショルダー陸部底上げ部を有する。センター陸部底上げ部、ショルダー陸部底上げ部は、第2の溝に設けられている部分のタイヤ周方向の長さが前記センター陸部の第2の溝の溝幅に等しく、かつ、タイヤ周方向に投影したタイヤ幅方向の長さが、第1の溝の溝幅の50%以上150%以下であり、第1の溝に設けられている部分のタイヤ幅方向の最大長さが第1の溝の溝幅の10%以上40%以下であり、かつ、タイヤ周方向の最大長さが境界部の周方向長さの100%以上300%以下である。センター陸部底上げ部の体積のタイヤ全周における平均値は、ショルダー陸部底上げ部の体積のタイヤ全周における平均値よりも小さい。【選択図】図3
請求項(抜粋):
タイヤ周方向に延在する複数の第1の溝により区画され、かつ、タイヤ幅方向に並んで設けられた複数の陸部を有する空気入りタイヤであって、 前記複数の陸部のうち、タイヤ赤道面に最も近い陸部であるセンター陸部は、前記センター陸部を区画する複数の前記第1の溝に連通し、タイヤ周方向に複数並んで設けられたセンター陸部の第2の溝と、前記センター陸部の第2の溝から前記第1の溝へ通じる境界部を含んで前記第1の溝および前記センター陸部の第2の溝に跨って設けられ、溝底を隆起させて溝の深さを他の部分よりも浅くしたセンター陸部底上げ部と、を有し、 前記センター陸部底上げ部は、 前記センター陸部の第2の溝に設けられている部分のタイヤ周方向の長さが前記センター陸部の第2の溝の溝幅に等しく、かつ、タイヤ周方向に投影したタイヤ幅方向の長さが、前記第1の溝の溝幅の50%以上150%以下であり、 前記第1の溝に設けられている部分のタイヤ幅方向の最大長さが前記第1の溝の溝幅の10%以上40%以下であり、かつ、タイヤ周方向の最大長さが前記境界部の周方向長さの100%以上300%以下であり、 前記複数の陸部のうち、タイヤ幅方向の最も外側に位置する陸部であるショルダー陸部は、前記ショルダー陸部を区画する前記第1の溝に通じ、タイヤ接地端部の外側まで延在し、タイヤ周方向に複数並んで設けられたショルダー陸部の第2の溝と、前記ショルダー陸部の第2の溝から前記第1の溝へ通じる境界部を含んで前記第1の溝および前記ショルダー陸部の第2の溝に跨って設けられ、溝底を隆起させて溝の深さを他の部分よりも浅くしたショルダー陸部底上げ部と、を有し、 前記ショルダー陸部底上げ部は、 前記ショルダー陸部の第2の溝に設けられている部分のタイヤ周方向の長さが前記ショルダー陸部の第2の溝の溝幅に等しく、かつ、タイヤ周方向に投影したタイヤ幅方向の長さが、前記第1の溝の溝幅の50%以上150%以下であり、 前記第1の溝に設けられている部分のタイヤ幅方向の最大長さが前記第1の溝の溝幅の10%以上40%以下であり、かつ、タイヤ周方向の最大長さが前記境界部の周方向長さの100%以上300%以下であり、 前記センター陸部底上げ部の体積のタイヤ全周における平均値が、前記ショルダー陸部底上げ部の体積のタイヤ全周における平均値よりも小さい空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 11/13 ,  B60C 11/03
FI (4件):
B60C11/13 A ,  B60C11/03 300A ,  B60C11/13 C ,  B60C11/13 B

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