特許
J-GLOBAL ID:201803016760806926

タイヤカーカス用簾織物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 清流国際特許業務法人 ,  昼間 孝良 ,  境澤 正夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-223993
公開番号(公開出願番号):特開2018-080419
出願日: 2016年11月17日
公開日(公表日): 2018年05月24日
要約:
【課題】タイヤの耐久性及び操縦安定性を良好に維持しながら、タイヤの軽量化を達成することを可能にしたタイヤカーカス用簾織物の製造方法を提供する。 【解決手段】繊度400dtex〜1200dtexのポリエチレンテレフタレート繊維ヤーン及び繊度500dtex〜1200dtexの芳香族ポリアミド繊維ヤーンからなり、総繊度が900dtex〜2400dtexであって撚り係数Kが2000〜2400の範囲にある複合コード20を経糸とする簾織物10を用意し、複合コード20にエポキシ処理液を付与し、乾燥後、ヒートセットゾーンにて0.15g/dtex〜0.60g/dtexの張力THSを掛けながら225°C〜255°Cで熱処理を行い、次いで、複合コード20にレゾルシン・ホルマリン・ラテックス混合液を付与し、乾燥後、ノルマライズゾーンにて0.15g/dtex〜0.35g/dtexの張力TNLを掛けながら225°C〜255°Cで熱処理を行い、かつTNL≦THSの関係を満足する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
繊度400dtex〜1200dtexのポリエチレンテレフタレート繊維ヤーン及び繊度500dtex〜1200dtexの芳香族ポリアミド繊維ヤーンからなり、総繊度が900dtex〜2400dtexであって下記(1)式で表される撚り係数Kが2000〜2400の範囲にある複合コードを経糸とする簾織物を用意し、 前記複合コードにエポキシ処理液を付与し、該複合コードをドライゾーンにて乾燥させた後、該複合コードに対してヒートセットゾーンにて0.15g/dtex〜0.60g/dtexの張力THSを掛けながら225°C〜255°Cの温度範囲で熱処理を行い、 次いで、前記複合コードにレゾルシン・ホルマリン・ラテックス混合液を付与し、該複合コードをドライゾーンにて乾燥させた後、該複合コードに対してノルマライズゾーンにて0.15g/dtex〜0.35g/dtexの張力TNLを掛けながら225°C〜255°Cの温度範囲で熱処理を行い、かつ前記ヒートセットゾーンでの張力THSと前記ノルマライズゾーンでの張力TNLをTNL≦THSの関係にすることを特徴とするタイヤカーカス用簾織物の製造方法。 K=T√D ・・・(1) 但し、T:コードの上撚り数(回/10cm) D:コードの総繊度(dtex)
IPC (6件):
D06M 15/55 ,  B60C 9/00 ,  D06M 15/41 ,  D06M 15/693 ,  D02G 3/48 ,  D02G 3/28
FI (8件):
D06M15/55 ,  B60C9/00 B ,  B60C9/00 D ,  B60C9/00 G ,  D06M15/41 ,  D06M15/693 ,  D02G3/48 ,  D02G3/28
Fターム (13件):
4L033AA07 ,  4L033AA08 ,  4L033AB05 ,  4L033AC11 ,  4L033CA34 ,  4L033CA49 ,  4L033CA68 ,  4L033CA70 ,  4L036MA05 ,  4L036MA06 ,  4L036MA33 ,  4L036PA21 ,  4L036UA08

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