特許
J-GLOBAL ID:201803016781507651

パワーステアリングシステムの動作方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  森田 拓 ,  前川 純一 ,  二宮 浩康 ,  上島 類
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-501327
公開番号(公開出願番号):特表2018-520052
出願日: 2016年06月17日
公開日(公表日): 2018年07月26日
要約:
本発明では、自動車のパワーステアリングシステム(10)を動作させる方法及び装置が提案されており、ここでは、所与の手動トルク(24)に、重畳ユニット(14)において、電気モータ(16)によって印加されるモータトルク(26)が重畳され、適切な手段により、例えば電気モータ(16)の回転数パターンの評価により、パワーステアリングシステム(10)の初期凍結が識別され、さらにパワーステアリングシステム(10)の凍結を回避するために、電気モータ(16)が振動制御信号を用いて駆動制御され、これによって、パワーステアリングシステム(10)の振動印加が、電気モータ(16)によって印加される揺動トルク(26*)によって引き起こされる。本発明によれば、連続的期間(T0)の中で作用する均一な振幅(a0)を有する振動制御信号(S#)の代わりに、ここにおいて、次のような制御信号(S*)が、即ち、当該制御信号(S*)が高められた振幅(a1)を有する第1の期間(T1)と、当該制御信号(S*)が振幅を全く有していない又は低減された振幅(a2)を有する第2の期間とを有しているような制御信号(S*)が生成され、これによって、第1の期間(T1)において、電気モータ(16)によって印加される、高められた最大トルク(M*)を有する揺動トルク(26*)が、電気モータ(16)の熱的過負荷なしで生成可能である。
請求項(抜粋):
自動車のパワーステアリングシステム(10)を動作させる方法(100)であって、 所与の手動トルク(24)に、重畳ユニット(14)において、電気モータ(16)によって印加されるモータトルク(26)が重畳され、 適切な手段によって、例えば前記電気モータ(16)の回転数パターンの評価によって、前記パワーステアリングシステム(10)の初期凍結が識別され(101)、 前記パワーステアリングシステム(10)の凍結回避のために、前記電気モータ(16)は、連続的期間(T0)において作用する振幅(a0)を有する振動制御信号(S#)によって駆動制御され、これによって、前記パワーステアリングシステム(10)の振動印加が、前記電気モータ(16)によって印加される、最大トルク(M#)を有する揺動トルク(26*)によって引き起こされる、方法(100)において、 前記振動制御信号として制御信号(S*)が生成され(102)、前記制御信号(S*)は、当該制御信号(S*)が高められた振幅(a1)を有する第1の期間(T1)と、当該制御信号(S*)が振幅を全く有しない又は低減された振幅(a2)を有する第2の期間(T2)とを有しており、これによって、前記第1の期間(T1)において、前記電気モータ(16)によって印加される、高められた最大トルク(M*)を有する前記揺動トルク(26*)が、前記電気モータ(16)又はその制御部のコンポーネントの熱的過負荷なしで生成可能であることを特徴とする方法(100)。
IPC (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04
FI (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
Fターム (11件):
3D232CC46 ,  3D232CC50 ,  3D232DA63 ,  3D232DD05 ,  3D232EA01 ,  3D232EC22 ,  3D232GG01 ,  3D333CB02 ,  3D333CB13 ,  3D333CE15 ,  3D333CE17

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