特許
J-GLOBAL ID:201803017126115992
揮発性有機化合物の捕集速度の補正方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
市川 恒彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-085569
公開番号(公開出願番号):特開2018-185173
出願日: 2017年04月24日
公開日(公表日): 2018年11月22日
要約:
【課題】揮発性有機化合物を受動的に捕集可能な捕集体を用いて環境中に含まれる揮発性有機化合物の濃度を測定する場合において、測定結果の信頼性を高める。【解決手段】揮発性有機化合物を受動的に捕集可能な多孔質炭素材等の捕集材と、フルオロシクロヘキサン等の参照揮発性有機化合物を環境中へ徐放可能に保持した放出材とを所定時間、環境中に同時に配置し、捕集材により捕集された揮発性有機化合物の量と、捕集材への揮発性有機化合物の捕集速度とに基づき、環境中における揮発性有機化合物の濃度を算出する。この際、捕集速度として、捕集速度に影響する風速を独立変数としかつ捕集速度を従属変数とする第1の関数と、風速を独立変数としかつ放出材での参照揮発性有機化合物の残存率を従属変数とする第2の関数とから導かれる、残存率を独立変数としかつ捕集速度を従属変数とする第3の関数に基づいて求められる補正値を用いる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
環境中に含まれる揮発性有機化合物を受動的に捕集可能な捕集材により前記環境中から捕集された前記揮発性有機化合物の量に基づいて前記環境中に含まれる前記揮発性有機化合物の濃度を算出するために用いられる、前記捕集材への前記揮発性有機化合物の捕集速度を補正するための方法であって、
前記捕集材と、参照揮発性有機化合物を前記環境中へ徐放可能に保持した放出材とを所定時間、前記環境中に同時に配置する工程と、
前記環境中において前記所定時間配置した前記放出材における前記参照揮発性有機化合物の残存率に基づいて前記捕集速度を補正する工程と、
を含む揮発性有機化合物の捕集速度の補正方法。
IPC (5件):
G01N 1/22
, G01N 30/88
, G01N 30/00
, G01N 30/04
, G01N 30/86
FI (5件):
G01N1/22 L
, G01N30/88 C
, G01N30/00 J
, G01N30/04 P
, G01N30/86 G
Fターム (17件):
2G052AA01
, 2G052AA03
, 2G052AA39
, 2G052AB11
, 2G052AC02
, 2G052AC12
, 2G052AD02
, 2G052AD32
, 2G052AD42
, 2G052AD46
, 2G052BA17
, 2G052EB11
, 2G052ED06
, 2G052ED10
, 2G052ED11
, 2G052GA27
, 2G052JA08
引用特許:
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