特許
J-GLOBAL ID:201803017187908952

タービンロータの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 誠真IP特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-266779
公開番号(公開出願番号):特開2014-111274
特許番号:特許第6239230号
出願日: 2012年12月05日
公開日(公表日): 2014年06月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 タービンロータに適用される第1のディスク及び第2のディスクのうち少なくとも一方に凹溝を形成する溝形成ステップであって、前記第1のディスク及び前記第2のディスクの各々は、動翼を支持可能な本体及び前記本体から軸線方向に突出する環状部を有し、前記第1のディスク及び前記第2のディスクの環状部は前記軸線方向にて先端に継手面を有し、前記継手面は相互に当接可能な突合せ面及び前記突合せ面よりも径方向外側に外周溝を形成可能な開先部を有し、前記凹溝は、前記第1のディスク及び前記第2のディスクのうち一方又は両方の環状部の先端側且つ内周側に、前記環状部の周方向に沿って延びるよう形成される、溝形成ステップと、 前記外周溝を通じて前記突合せ面同士を初層溶接し、溶込み部を形成する初層溶接ステップと、 前記初層溶接ステップの後、前記環状部の径方向にて外側から前記溶込み部に対しX線を照射し、前記溶込み部を透過したX線によって感光用フィルムに像を形成させる撮像ステップと、 前記撮像ステップで得られた像に基づいて、前記溶込み部における溶け込み不足の有無を判定する判定ステップと、 前記判定ステップで溶け込み不足が無いと判定されたときに、前記溶込み部の周囲にて前記開先部同士を溶接する2次溶接ステップと、 前記判定ステップで溶け込み不足が有ると判定されたとき、前記溶込み部を修復する修復ステップと を備え、 前記撮像ステップは、 前記環状部の径方向にて外側に、前記X線を照射するためのX線発生装置を配置するX線発生装置配置ステップと、 前記環状部の周方向にて前記X線発生装置とは180°反対側に位置する前記環状部の部分の外周面に前記感光用フィルムを配置する感光用フィルム配置ステップと、 前記X線発生装置から前記溶込み部に対し前記X線を照射し、前記環状部の周方向にて前記X線発生装置とは180°反対側に位置する前記溶込み部の部分の像のみを前記感光用フィルムに形成させる感光ステップと を含み、 前記X線発生装置配置ステップ、前記感光用フィルム配置ステップ及び前記感光ステップを、前記溶込み部における溶け込み不足の有無を判定するため、前記溶込み部の全周の像を得るべく複数回実行する、 ことを特徴とするタービンロータの製造方法。
IPC (5件):
B23K 31/00 ( 200 6.01) ,  B23K 9/00 ( 200 6.01) ,  B23K 33/00 ( 200 6.01) ,  F01D 25/00 ( 200 6.01) ,  F01D 5/06 ( 200 6.01)
FI (7件):
B23K 31/00 L ,  B23K 9/00 501 E ,  B23K 9/00 501 G ,  B23K 33/00 A ,  F01D 25/00 X ,  F01D 25/00 F ,  F01D 5/06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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