特許
J-GLOBAL ID:201803017725718379

ブラシ付き電動モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人筒井国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-019729
公開番号(公開出願番号):特開2018-078800
出願日: 2018年02月07日
公開日(公表日): 2018年05月17日
要約:
【課題】コンミテータに摺接するブラシの振動を抑制してブラシ付き電動モータの騒音を低減することである。【解決手段】4極モータとして構成されたモータ部の給電ユニットにホルダステーを設け、このホルダステーに一対のブラシホルダ51を互いにアーマチュア軸17を中心として回転方向に90度ずらして設ける。コンミテータ18に摺接する一対のブラシ52を対応するブラシホルダ51により進退移動自在に保持させ、ホルダステーに装着した捩りコイルばね53によりコンミテータ18に向けて付勢する。捩りコイルばね53のコイル本体53aを対応するブラシ52に対してアーマチュア軸17の回転方向とは逆側に配置し、この捩りコイルばね53のコイル端53cをブラシ52の基端52aに当接させてブラシ52をコンミテータ18の径方向に対してアーマチュア軸17の回転方向側に傾斜させる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
有底筒状に形成されたヨークと、前記ヨークの内面に固定された4つのマグネットと、前記ヨークに回転自在に収容され、前記ヨークに回転自在に支持されたアーマチュア軸,前記アーマチュア軸に固定されたコンミテータおよびアーマチュアコア,前記アーマチュアコアに巻装されたアーマチュアコイルを備えたアーマチュアと、を有するモータ部と、 前記ヨークの開口端に固定されたギアケースと、前記ギアケースに収容され、前記アーマチュア軸の回転を減速する減速機構と、を有する減速機と、 前記アーマチュア軸と同心の一対の円弧部と前記円弧部に連なる一対の平坦部とを備え、小判形状に形成されたベースを有する樹脂製のホルダステーと、 前記ベースの一方の円弧部に設けられ、天壁と一対の側壁とを備えたトンネル形状に形成された一対のブラシホルダと、 前記ブラシホルダに装着され、前記コンミテータに向けて進退移動自在となったブラシと、 それぞれ対応する前記ブラシを前記コンミテータに向けて付勢するとともに前記コンミテータの径方向に対して回転方向側に傾斜させる付勢部材と、 を備えたブラシ付き電動モータであって、 前記付勢部材は、コイル本体および該コイル本体から突出した一対のコイル端を備え、 一対の前記ブラシホルダは、前記ブラシの移動方向に延びるよう前記天壁に形成され、前記ブラシに設けられたピグテールが移動されるピグテール用スリットと、前記ブラシの移動方向に延びるよう一方の前記側壁に形成され、前記コイル端が移動されるコイル端用スリットと、を備え、且つ前記アーマチュア軸を中心として互いに回転方向に90度ずれて配置され、 前記コイル本体は、前記ブラシホルダに対して前記コンミテータの回転方向側とは逆側に設けられた支柱に装着され、 前記コイル端には、前記ブラシの基端に当接される屈曲部が設けられ、前記屈曲部は、一対の前記側壁のうちの前記支柱が位置する側の前記側壁に、前記ブラシの基端側を接触させるよう前記ブラシを付勢し、 前記ブラシと前記コイル端との当接箇所が、前記コイル本体の軸心を通り且つ前記ブラシの軸方向と直交する線分よりも前記コンミテータの側にあることを特徴とするブラシ付き電動モータ。
IPC (2件):
H02K 13/00 ,  H01R 39/40
FI (3件):
H02K13/00 T ,  H02K13/00 U ,  H01R39/40
Fターム (8件):
5H613AA02 ,  5H613AA03 ,  5H613BB04 ,  5H613BB15 ,  5H613BB27 ,  5H613GA13 ,  5H613GA15 ,  5H613PP02

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