特許
J-GLOBAL ID:201803017956529595

内燃エンジン用ピストン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-567201
公開番号(公開出願番号):特表2018-523051
出願日: 2016年07月19日
公開日(公表日): 2018年08月16日
要約:
本発明は、内燃エンジン用のピストン(1)に関する。このピストン(1)は、ピストンヘッド(2)およびこれに形成された燃焼ボウル(3)と、ピストンヘッドに隣り合って設けられた環状溝(4)と、ピストン(1)を冷却するためのクーリングチャンネル(5)とを備える。本発明によると、クーリングチャンネル(5)の全体が、ピストンヘッドに隣り合う環状溝(4)のピストンヘッドから遠いフランク(21)よりもピストンヘッド(2)に近く、クーリングチャンネル(5)は、第1位置(8)においてピストンヘッド(2)までの最小距離(6)を、第2位置(9)において燃焼ボウル(3)までの最小距離(7)を、その間の第3位置(18)においてボウル縁部(16)までの最大距離(17)を有し、かつ第1位置(8)と第2位置(9)との間において丸みを帯びて形成されており、当該丸み部は、少なくとも第3位置(18)において、好ましくは少なくとも第2位置(9)まで、ピストン径dの4%以上の丸み半径を有する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内燃エンジン用のピストン(1)であって、 ピストンクラウン(2)と、 上記ピストンクラウン(2)に形成され、くぼみ縁部(16)を有する燃焼室くぼみ(3)と、 ピストンリングを収容するための上記ピストンクラウンに最も近いリング溝(4)と、 上記ピストン(1)を冷却するための冷却ダクト(5)とを備え、 上記冷却ダクト(5)は、上記ピストンクラウンに最も近いリング溝(4)の上記ピストンクラウンから遠いフランク(22)よりも全体が上記ピストンクラウン(2)に近く、 上記冷却ダクト(5)は、第1位置(8)において上記ピストンクラウン(2)からの最小距離(6)を有し、かつ第2位置(9)において上記燃焼室くぼみ(3)からの最小距離(7)を有し、 上記冷却ダクト(5)は、上記第1位置(8)と上記第2位置(9)との間において丸みを帯びて構成されていて、上記冷却ダクトの表面に対して垂直に測定して、上記くぼみ縁部(16)に対向する第3位置(18)において上記くぼみ縁部(16)からの最大距離(17)を有し、 上記丸み部は、少なくとも上記第3位置において、ピストン径dの4%以上の丸み半径を有する ことを特徴とするピストン。
IPC (4件):
F02F 3/22 ,  F02F 3/00 ,  F01P 3/10 ,  F16J 1/09
FI (5件):
F02F3/22 A ,  F02F3/00 Z ,  F02F3/00 R ,  F01P3/10 A ,  F16J1/09
Fターム (7件):
3J044AA09 ,  3J044CA03 ,  3J044CA04 ,  3J044CA06 ,  3J044CA14 ,  3J044DA09 ,  3J044EA10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ピストン構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-276679   出願人:日野自動車株式会社

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