特許
J-GLOBAL ID:201803017962258560

信号処理装置及び信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 速水 進治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-560634
特許番号:特許第6287866号
出願日: 2013年09月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 2つの偏波信号を処理する信号処理装置であって、 前記2つの偏波信号は、偏波多重かつ多値変調された信号光と局所光とを光90°ハイブリッドを用いて干渉させることにより生成された4つの出力光を、光電変換及びアナログ・デジタル変換することにより生成された4つのデジタル信号から、前記信号光の2つの偏波成分に対応する信号として生成され、 前記2つの偏波信号の信号強度に基づいて算出される位相回転量である第1位相回転量をキャンセルするように、前記2つの偏波信号それぞれを補償する第1補償手段と、 前記2つの偏波信号の摂動成分に基づいて算出される位相回転量である第2位相回転量をキャンセルするように、前記2つの偏波信号それぞれを補償する第2補償手段と、 を備え、 前記第1補償手段は、 前記2つの偏波信号に基づいて前記第1位相回転量を算出する強度算出手段と、 前記第1位相回転量に、前記第1位相回転量を時間平均するための係数を乗ずる第1フィルタ手段と、 前記第1フィルタ手段によって処理された後の前記第1位相回転量を用いることにより、前記2つの偏波信号における前記第1位相回転量をキャンセルするための第1係数を算出する第1位相変調手段と、 を備え、 前記第2補償手段は、 前記2つの偏波信号に基づいて前記第2位相回転量を算出する摂動成分算出手段と、 前記第2位相回転量に、前記第2位相回転量を時間平均するための係数を乗ずる第2フィルタ手段と、 前記第2フィルタ手段によって処理された後の前記第2位相回転量を用いることにより、第1の前記偏波信号の前記第2位相回転量をキャンセルするための第2係数を算出する第2位相変調手段と、 前記第2フィルタ手段によって処理された後の前記第2位相回転量の複素共役を用いることにより、第2の前記偏波信号の前記第2位相回転量をキャンセルするための第3係数を算出する第3位相変調手段と、 を備え、 前記強度算出手段は、以下の(1)式に従って前記第1位相回転量θ1を算出し、 θ1=γ(|Ex|2+|Ey|2)・・・(1) ただし、Ex:前記第1の偏波信号の強度、Ey:前記第2の偏波信号の強度、γ:係数であり、 前記摂動成分算出手段は、以下の(2)式に従って前記第2位相回転量θ2を算出し、 θ2=γ2ExE*y・・・(2) ただし、Ex:前記第1の偏波信号の強度、Ey:前記第2の偏波信号の強度、γ2:係数であり、 γ=2γ2であり、 前記第2補償手段は、前記第1補償手段で前記第1係数を用いて前記第1位相回転量をキャンセルするように2つの前記偏波信号をそれぞれ補償した後の信号を、前記第2係数または前記第3係数を用いて補償する、信号処理装置。
IPC (5件):
H04B 10/2543 ( 201 3.01) ,  H04B 10/61 ( 201 3.01) ,  H04B 10/50 ( 201 3.01) ,  H04J 11/00 ( 200 6.01) ,  H04L 27/01 ( 200 6.01)
FI (5件):
H04B 10/254 ,  H04B 10/61 ,  H04B 10/50 ,  H04J 11/00 B ,  H04L 27/01
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Low Complexity Digital Perturbation Back-propagation

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