特許
J-GLOBAL ID:201803018122888756

内燃機関の排気還流装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 英樹 ,  高田 守 ,  大西 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-208697
公開番号(公開出願番号):特開2018-071372
出願日: 2016年10月25日
公開日(公表日): 2018年05月10日
要約:
【課題】EGR管から分岐してEGRクーラを迂回してEGR管に合流するバイパス管を備える内燃機関の排気還流装置において、EGR管の合流部よりも吸気管側を流れるEGRガスの温度の収束性を高める。【解決手段】先ず、総流量Gegr、温度Tegr、排気温T4、水温thw、大気温度tha、吸入空気量Gaなどが取得される(S10)。続いて、要求分流比が算出される(S12)。ステップS12では、ステップS10において取得した総EGR通過ガス量と、ECU30に記憶していたマップとに基づいて、係数α、係数β、係数γおよび係数εを特定する。そして、特定した係数α、係数β、係数γおよび係数εや、ステップS10で取得したパラメータを式(9)の解の公式に代入する。これにより、要求分流比が算出される。続いて、制御バルブ22の開度が算出される(S14)。【選択図】図5
請求項(抜粋):
排気管と吸気管を接続するEGR管と、 前記EGR管の排気管側に設けられた水冷式のEGRクーラと、 前記EGR管の途中で前記EGR管から分岐し、前記EGRクーラを迂回して前記EGR管に合流するバイパス管と、 前記EGR管を流れるEGRガスの総流量に対する、前記EGRクーラを流れるEGRガスの流量の比率である流量比率を変更する制御バルブと、 前記EGR管の前記バイパス管との合流部よりも吸気側を流れるEGRガスの温度を目標値に追従させる前記流量比率の目標値に基づいて、前記制御バルブの開度を制御する制御手段と、 前記合流部での合流前後のEGRガスのエネルギに関して成立するエネルギバランス式を前記流量比率の2次式で表現したときの当該2次式の解の一方を前記流量比率の目標値として算出する算出手段であって、前記2次式の係数には、第1の1次関数の傾きおよび切片と、第2の1次関数の傾きおよび切片と、が含まれ、前記第1の1次関数は、前記EGRクーラを流れるEGRガスの流量を排気温で除して得られる第1除算値を変数とする、前記EGRクーラでの冷却効率と前記第1除算値との関係を線形近似した1次関数であり、前記第2の1次関数は、前記バイパス管を流れるEGRガスの流量を排気温で除して得られる第2除算値を変数とする、前記バイパス管での冷却効率と前記第2除算値との関係が線形近似される区間ごとに近似した1次関数である算出手段と、 を備えることを特徴とする内燃機関の排気還流装置。
IPC (2件):
F02M 26/33 ,  F02M 26/47
FI (3件):
F02M26/33 311 ,  F02M26/47 C ,  F02M26/47 A
Fターム (6件):
3G062ED08 ,  3G062ED11 ,  3G062GA01 ,  3G062GA08 ,  3G062GA09 ,  3G062GA11

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