特許
J-GLOBAL ID:201803018214205698

ナトリウムイオン導電性固体電解質の製造方法、ナトリウムイオン導電性固体電解質前駆体および懸濁液

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 奥田 誠司 ,  喜多 修市 ,  梶谷 美道 ,  三宅 章子 ,  岡部 英隆 ,  川喜田 徹 ,  田中 悠 ,  村瀬 成康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-044968
公開番号(公開出願番号):特開2018-156938
出願日: 2018年03月13日
公開日(公表日): 2018年10月04日
要約:
【課題】安価で効率的かつ安全性の向上したナトリウムイオン導電性固体電解質の製造方法、ナトリウムイオン導電性固体電解質の製造に好適な前駆体および懸濁液を提供すること。【解決手段】ドナー数2以上18以下、SP値8以上15以下である有機溶媒(酢酸メチル)中に、Na2SとP2S5と、ジルコニア製ボールを投入した容器を密栓し、常温、常圧下で振動させつつ混合して得た固体組成物から有機溶媒を常温で除去(乾燥)、熱処理をしてナトリウムイオン導電性固体電解質を得た。これにより、常温常圧下で、従来法に比べて比較的小さな外力で固体電解質を生成することができる。また、作業効率や歩留まりを向上させることができ、製造コストを低廉化することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ドナー数が2以上18以下である有機溶媒の中で、硫化ナトリウム化合物からなる第1の物質と、アルカリ金属を除く元素の硫化物からなる第2の物質とを混合して反応させる混合反応工程と、 その混合反応工程にて得られた懸濁液から固体組成物を取り出す取出工程と、 その取出工程にて取出した固体組成物から有機溶媒を除去する除去工程と、を有することを特徴とするナトリウムイオン導電性固体電解質の製造方法。
IPC (2件):
H01M 10/056 ,  H01B 13/00
FI (2件):
H01M10/0562 ,  H01B13/00 Z
Fターム (9件):
5H029AJ14 ,  5H029AL13 ,  5H029AM12 ,  5H029CJ02 ,  5H029CJ08 ,  5H029CJ11 ,  5H029CJ12 ,  5H029HJ00 ,  5H029HJ02

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